7/1
西表島(仲間川)
時間
釣り人
F先生夫妻
スタイル
カヤック
天候
晴れ
気温/水温
℃/℃
風向き
水面状況
西表島に行ってきました。ずっとあこがれだった東洋のガラパゴスです、ヨメさんは沖縄には行った事が無く、僕も20年前に行ったきりで、しかも八重山は初めてです。やまねこです、マングローブです。行く前の知識はそんなもんで、敢えて調べたりせず適当に遊んで9日間過ごすつもりです。空気で膨らますカヤックを啼魚さんに借りました。レンタカーも予約してサムルアーズもありったけカバンに詰め込んでS.Kに借りたロッドケースには社員Aに借りたシーバスロッドを含め8本の竿をぎっちり詰 め込みました。適当に遊ぶつもりと書いた割りにはずいぶんな重装備になってしまった私たちは、重い荷物によろめきながら島に降り立ちました。初日は夕方に着いたのでちょっと泳いだ位 で明日に備えます、2日目、30日は早速カヤックをマングローブの川に浮かべてみる事に、シイラ川と言う東部の小さめの川を遡上する事にしました。西表の川は最上流部を除いて基本的に汽水です、トビハゼやカニや虫達が無数に居ます、こういう連中をえさにしている奴らがきっと居るはずです。じゃあトップでしょうということでコトカスシリーズでマングローブの際を打っていきますとたまにバイトはあるものの全く釣れない。想像以上の難しさにその日は一匹も釣れずに退散。日暮れの道をくるまで走っているとハコガメや見た事も無い鳥たちが居とても楽しいドライブです。とある河口で橋の上からルアーを投げている地元の夫婦っぽいひとの竿が曲がっているではないか!慌ててくるまを止めて様子を見に行くとなんと小さいターポンが釣れていました。「ホンマ西表なんやな。」あしたはがんばろって気になります。三日目、7月1日は仲間川という広大なマングローブ林を有する大きな川を遡上する事に。有名な観光スポットでもあるこの川にはしょっちゅう遊覧船が行き交うのですが、皆さんカヤックに慣れておられて、そばを通 る時にはスピードを落としてゆっくり行ってくれます、「やさしいなあ、ありがたいなあ。」今日も河口域では何も釣れず広すぎてどこを攻めたらいいのかも解らないのでサミングを後ろに流しトローリングをしていると、しばらくして竿先がぐいっと 引き込まれましたが、一瞬でバレる。でもこれで魚がサミングに反応する事が解り自信がつく。おそらく中流域にさしかかったあたりの岩場で川の中程にある岩のそばをサミングを通 した時に待望のバイト!無事キャッチ出来た魚は南黒鯛か南洋チヌか どっちか解らないけどうれしい!。結構な流れの川の岩場でチヌが釣れる、不思議な感覚です。引きの強さは同サイズのバスと同じ位 か若干強いか?と言った所。同じ場所で今度はヨメさんが小さいマングローブジャック(多分ゴマフエフキ)を釣り上げました。紅いバスと言ったところ、歯があります。一回その感じを掴むとポロポロ釣れてくれます。素直に嬉しいのですが、みんな小さい、さらに遡上をするとちょっと景色が変わってくるマングローブ類の木々に変わってシダ類が目立ってくる頃ヨメさんの竿に強い引き!45cm位 はありそうなジャックです。ですが、取り込む瞬間に糸を切って逃げてしまいました。歯がありますからね〜。この一匹を皮切りに魚はサイズアップして40cm台が中心に釣れてきます。このサイズですと、十分引きの強さを楽しめます。さらに上流にさしかかると水も透明になり、今度はオオクチユゴイが釣れてくれます。目がクリッとしていてかわいい魚です。その後はさらに上流を目指してカヤックを置いて沢上りをしました。ヨシノボリ類やボウズハゼの仲間も内地とはちょっとデザインが違います。「網持ってくれば良かったなあ。」すくって観察すれば楽しそうです。泳ぐのにちょうどいい水温、しばらく水に浸かって涼んでから今度は川を下りながら釣っていきます。ここで託されていた発砲樹脂のダイビングサムCWがあったのを思い出しヨメさんに使ってもらうと、出るわ出るわでバイトが連発します。しかも割と 大型が食ってくる様です。そしてついにドでかいバイトとともに彼女の竿が根元から曲がってラインも勢い良く出て行く超大型がヒット!ですがしばらくして倒木に絡まれ逃げられました、残念。これ以降は明らかに魚の活性も下がりそのうち全く釣れなくなりました。何で?。あたりを見回すと上げ潮でマングローブの林が水に浸かっています、おそらく魚達は森の奥深くに行ってしまったのでしょう。昨日全くつれなかった理由もこの辺にある様です。あと上げ潮の水はちょっトロッとして良くない感じでこれも影響してそう、そして流れに逆らってカヤックを漕ぐ事になるので大変です。カヌー部員と化した私たちはヘトヘトでようやく河口に到着、疲れましたが楽しかった。明日は海かそれとも再び川か?



(未掲載写真及び拡大写真はこちらをクリック)

lure
suming-70
Diving sum 70CW
釣果
fish
最大
cm

マングローブが育つ為の条件が少し解りました。
動力を使わず、人力で移動する楽しさは格別です。
僕の陸上の移動(10km位)はママチャリで
キョロキョロ見ながら走っていますが、
ロースピードは楽しい。