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益田川支流
時間
5:00〜16:30
釣り人
saddaさん
スタイル
ウェーディング
天候
晴れ
気温/水温
13℃/9℃
風向き
水面状況
ついに今年の渓流シーズンも終焉となる。既に一部河川では禁漁も始まっているので僅かながら期間が残された益田川水系へ本年のラスト釣行にいざ出発。今回は一 切妥協せず、体力と集中力の限界まで釣りまくろうと心に決め川に入る。まずは成魚放流区間を軽く流す。しかし反応は皆無。すぐに次のプランを敢行。この夏いい思いをした源流域へ移動。新しいポイントを開拓したく3kmの林道歩く覚悟でプランしていたが、林道口には先行者の車。さらにバイクを準備している。さすがに相手がバイクでは勝てない。開拓をあきらめ、いつもの入川ポイントから崖を下る。独特の青い濁りが少々キツいが水量 もあり雰囲気は抜群。早速釣り下るがここでも全く生体反応はない。あらゆる疑いを想定したが水温を測ると9度。ここ数日の急激な気温低下が低活性の原因であろう。ついに大きな堰堤で折り返 しとなる。未だチェイスすら無い。まだ朝9時。早くも決断を迫られた。気温が上がるまで 待つか?谷を変えるべきか?求められた命題に即答できず、軽いパニックのまま、沢を登りつつクールダウンし回答を考える事にする。入川場所で一休み。今年最後にして今年初のボウズが頭を過った中、下した決断は「谷を変える」そう決めたら早速崖をよじ登る。次の谷は今年も好調な小さな谷。現地に着くと先行者のフライマンが遡行中。意外とキレイに釣っているので挨拶して後追いする。S45をセットし小さな落ち込みをピンポイントで打つ。アップクロスでテンションはややかけたまま軽いシェイクで誘う。早速バイト。乗らないが生体反応にまずはひと安心。しかし毎回魚はチェイスするがバイトまで至らない。稀にバイトもとれるが超ショートバイトで乗せられない。さらにどのポイントもワンチャンス。非常にシビアだ。数カ所目、流しきる直前 でやっとフックアップ。落ち着いてキャッチ。小さいが嬉しい綺麗なイワナ。続けて同じメソッドでトライするが毎度猛チェイ スしてくる魚がバイトまで至らない。理由と対策を考えながらさらに登る。落ち込みの白泡にキャスト。軽いバックラッシュを直し終えスラックを回収しているとなんと流下中のルアーにバイト。さすがにこれは乗らないが、ここでふとひらめく。ひとつ上の落ち込みへストーキングで近づき岩裏へキャスト。 アップからS45をドリフトさせる。リーリングは糸フケを回収するのみ。岩陰下をルアーが通 過する瞬間強烈バイト。完璧反射フッキング。無事キャッチした魚は本日最高のイワナ。まさかと同じメソッドで釣り上がると立て続けに2つキャッチ。これはルアーの性能なのか?さすがに驚いたがS45の新しい引き出しを会得する事が出来た。最後は本流域で大物狙い。最後の最後にF55でイワナをキャッチし本年の渓流シーズンを終了とする。 今年はよく釣った。そう思えるシーズンだった。来年も期待しよう。



lure
S45
F55
suming-40cw
釣果
6 fish
最大
22cm

間もなく10月ですが落ち葉もなく紅葉には間があるんですね。
イワナも何となくお腹のふくらみ方が卵巣の影響を受けている感じですね。
サケが産卵の為に川を遡上し、ペアになったのにメスが居なくなり
オスが陸に上がってまでメスを捜す記録を見たことがあります。
同じ様なことを経験したことがあります。
友人が道路横に流れる沢で上から25cm位のイワナを釣りました。
すると同じぐらいのサイズのイワナが出てきて捜すような行動をします。
上陸はしませんでしたが続けて見ていると、下りながら溜まりを次々捜していきました。
釣った魚ですか?食べたでしょう。
残酷?人間ほど残酷な生物はいません。
それは保証します。
戦中に生まれ、ひもじい思いをした我々は筋金入りです。