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Lake Biwa
時間
20:30-23:30
釣り人
社員A
スタイル
陸釣り・ウェーディング
天候
気温/水温
4℃/℃
風向き
北西(微風)
水面状況
凪(澄)

肋軟骨損傷により一時戦線離脱しておりましたが、今夜より無理矢理復帰しました。さてレポートに登場するのも久し振りですが、実は今年に入って3回半(半はワカサギ捕りメイン)の釣行で5バイトノーフィッシュという乗り切れない結果 に終わっています、面目次第も御座いません。それにしても今夜はこの時期には珍しく暖かい雨模様、きっと風も痛んだ体を優しく体を包み込んでくれるはず。本来静養すべきところですが、左胸部を疼かせつつも行くんです。そして道中、頭の中には数カ所のポイントが駆けめぐり、あそこであ〜してこっちでこ〜してと傾向と対策を思い描く間に・・・ゲ〜!数カ所のポイントを通 り過ぎてますやん、意味無いやん。雨足も少しずつ強まっておりますので、とりあえずは現時点で最も近いポイントから。靄が立ちこめる湖面 は何やら異様な雰囲気です。思いのほか風が無く、入水に気を使いつつ、扇状にサミング90CWをデッドスローリトリーブ。およそ10投程した頃に、沖のブレイクで“グググン”と一瞬で体も熱くなるこの感触。オッシャ〜!とアワセるも、ゲ〜ドラグ緩い〜と1発目のエラ洗いでフックアウト。結構沖におったな〜。逃がした魚はデカかった・・・50?いや55はあったか?いやいや60?もしかしたら65とか!?・・・ウソウソ、多分50台前半でしょう。でもこのパターンは最近のワンバイト納竿パターンかとの不安が。気持ちを切り替えフナ様を投入するも反応無し。ん〜これは禁断のアイテムを早々投入か。そう“サムジグM-75”です。今年も別 の場所で土嚢から奇跡の回収に成功したこのアイテム、スロー以下は厳禁です。取り敢えずは試投をかねてのキャスト。このスピードで巻けば根掛かる事はないかなと手前のブレイク付近で“コンッ”と硬いショートバイト!あかん、まさかの1投目で気が緩んでた、逃した〜とリールを巻いてみると“グ〜〜”ってまだ掛かってるやん!でも次の瞬間軽くなる・・・トホホ。しかしサムジグ、おぬ し出来るな!今度は高まる集中力で2投目。ク〜ルク〜ルと巻いてくると先程より5メートルほど左側で明確なアタリ。今度は会心のフッキング。まーまーの引きです。綺麗なバス。しかし興奮しているのは僕以上にバスの様です。写 真を御覧の通り全身緊張しておられます。メジャーを当てて計ろうにもこの口が・・・力ずくで口を閉じて50ジャストです。この時点で自分がホッとするのかと思いきや、まったくです。改めて己の欲深さに気付かされます。更なる高みへ!早々に写 真撮影を終えて全ての引出を琵琶湖に向けて投じ尽くします。益々強まる雨足、感覚が薄らぐ指先・・・無念の納竿。う〜んしかしこれは益々燃えてきた・・・この時期に我々が求めるもの、それは主導権を全く握らせてもらえない相手との対峙、そうまさに“未知との遭遇”そやろ!S.Kよ!

lure
SUM JIG M-75
釣果
1 fish
最大
50cm