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Lake Biwa
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時間
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夜釣り
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釣り人
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かめさん
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スタイル
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陸釣り
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天候
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気温/水温
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℃/℃
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風向き
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水面状況
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あれは今年の4月28日。当日仕事が終わって明日朝から用事があるにもかかわらず惹かれるままに琵琶湖へ。湖西の浜に到着したのが20時頃。最初の場所で相手をしてくれたのはハスのみ。この場所の感じから「あそこなら1時頃に釣れそう」と勝手に思いこみ次の場所に入ったのが0時30分頃。ここは有名な河口ですがだぁーれもいません。というか今日は不気味なぐらい真っ暗で何にも見えません。気配を消しつつ河口まで行くと普段は水のない石積みで補強された土手まで水が有り、川の流れもいつもよりありそうです。流れ出しの方向は釣れる向き、風は湖からの東風、波は小波で良い具合に流れに当たっている様子。ただ明らかに気温と水温が低く感じそのせいか魚の気配はまるで無し。流れからは距離をおいてまずは出来立てほやほやのSF60を。流れにのせてドリフト気味にリ トリーブ。抵抗が変わった時にガツンと…なんて想像しながらSF60をひきますが残念ながら何も起きず。いろいろ試していると川からザブザブと音が。どうも対岸に釣り人が入った模様。嫌な予感は的中し狙っていた場所辺りにウェーディングされてしまいお手上げ状態に。仕方がないのでしばし対岸の釣り人を観察。やっぱり釣れなかっ たのか10分程で釣り人撤収。ふと時計を見ると1時すぎ 。すっかりポイントを潰され残り時間ももう僅か。駄 目元で川の流れ出しの真ん前に移動しダイレクトに流れを攻めて見ることに。ルアーを変えようとボックスを開けると暗闇にボワッとコトカスMブルーバックチャートが目にとまる。ちょうど沖で補食音らしき音が。「表層か?」と迷う事なくコトカスMにチェンジ。音はかなり沖に感じたので流れのど真ん中にフルキャスト。スローリトリーブで泳ぐルアーをかろうじて目で確認しながら手前までひいて来た時、ルアーの後ろにモワッと魚の気配!「おっ、時 合か!」ともう一度同じラインをトレース。すると今度はルアーのすぐ後ろで「パクンッ 」とミスバイト!もう先程のやる気の無さは何処へやら。目はギラギラ、集中力がまします。もう一度バイトがあったラインをとうしますが今度は何も起こらず。「あら〜っ 、もう見切られたの?」と諦めながらも次は流れが消えかかる左脇にキャストし超スロー リトリーブに変更。流れに押され淀みにヨタヨタとはいるコトカスM。引き波でルアーの位 置を確認しながら「でるならココ!」って所は無事通過。「あらあら〜っ。出ませんか?」と次のキャストを考えながらかなり手前まで ひいて来た時、「ガボンッ!」と雷魚ばりのバイト!!。「ウアッ。出たっ」と反射的にロッドを立てるが感触は根掛かり。「!!!表層で喰ったのに何で??」とリールを巻こうとした途端、今度はティップが湖面 に!!。のされるロッドを支えるのがやっとの釣り人を尻目にズリズリと凄いトルクでラインを引きずり出す。慌ててドラグを調整し直し、「コイか??」と呟いたその時「ドバ!ババ〜ン」と闇夜の湖面 に魚体があらわに!「バスだ!!」と見たことがない巨体にバレるなぁと願うのみ。かなり長く感じたやり取りの後、必死にハンドランディング。がっちりアゴを掴み、見事な巨体と、魚か?と思うほどの重量 感!震える手ですかさず手の平メジャーをあてる。「一つ、二つ、三つ分!!」。「これはやっちゃったかも!」と確信。慌ててバックからメジャーを取り出しドキドキしながら測定すると60越確定!。嬉しさ満開!。震える手でフックを外そうとするもなかなか外せず、妙に高揚している自分に気付く。この時、何を思ったのか写 真を撮る前に弱らせない為と少し汚れた体を洗おうと水際に魚体をつけたんです。その途端、 ドッタンバッタンと物凄い力で暴れだし慌てて押さえにかかるも止められる訳もなく元いた湖にお帰りになられました!。靴ごと片脚を琵琶湖にはめながら呆然と立ち尽く す私。ああ、やっちゃいました。写真すら撮れてません。証明する物がなーんにも有りません!嬉しさ半減!悔しさ満開です。記録には残りませんが記憶には残った幻?の60アップバスとなってしまいました。今度良い魚と出会えた時にはちゃんと写 真を添えてレポートさせていただきます。ありがとうございました。後、絵がないと寂しいので去年の10月1日、秋に同じ場所で釣った50超バスの写 真を添 付しておきます。この時は一晩で… あとサムルアーズと出会うきっかけとなったバスでもあります。 |
lure
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cotocas
medium
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釣果
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1 fish
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最大
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60UP
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