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兵庫県某河川
時間
夕方
釣り人
TAKEくん
スタイル
天候
晴れ
気温/水温
℃/℃
風向き
水面状況
渇水
奥様の田舎に帰省のついでに渓流散策に行って参りました。到着し、仏壇に手を合わせるやいなや「出かけます」の一声で先ずは事前の下見が大切やと一目散に以前ZONくんから聞いていた川へ、ナビに登録していた川を目的地にセット、すると思いのほか遠い!しかし気持ちは抑えられず見知らぬ 道をひたすら走ります。40分かかって現地到着、しかし本流に水はない!上流に向かってさらに走ると徐々に水面 が姿を表してくれます。しかし、渓流魚が好みそうな流れは車で入れる限界点付近からの様です。嫁に言われたご飯の時間は19時、まだ1時間半はある!と下見のつもりがウェーダーを履いて完全装備になってしまいます。川幅はかなり狭く、薮が険しい。川に降りるまでで既に滝の様な汗、手持ちの水分もあっという間になくなるほどでした。夕マズメの良い時間、魚がいれば答えは早い筈ですが・・・・蜘蛛の巣!すんごい強い蜘蛛の巣!ラインにまとわりついて投げるたびに処理しなくてはならない状態です。水量 の問題か、当たってもショートバイト、こりゃまずいか?と思いながら瀬から溜まりに続くコースを丹念に狙ってみると20cmくらいのアマゴが喰ってくれました。下見としては十分やなーとカメラを探し・・・車に忘れて来てました。すんません。気分を良くして帰り道、迷ったあげくにご飯の時間に大幅に遅刻し、親戚 の子供達に冷ややかな目で見られてしまいました。翌日朝からは昨日の川の中流域、堰堤の下々にあったプールを打って回 る事に。しかしやはり水量が無いのが問題か?何を通しても無反応、たまにウグイが喰ってくるぐらいです。朝8時には既に汗だく、水は1リットルを飲み干しました。それならば!と、昨日のアマゴポインチを通 り過ぎ、最上流部へ。狙いはイワナにチェンジです。上流最大の堰堤 を通り過ぎ、更に川幅の狭い源流域に踏み込みましたが・・・・水がない!どうやら下流の水は伏流水がどっかから流れ出している感じみたいです。たまにあるプールに投げ込んでも、チビイワナが飛び出して来るが喰うには至りませんでした。川を代えるか?などと考えながら、さっき通 り過ぎた大堰堤のを見に行くと堰堤が階段状になった二段堰堤でした!堰堤間にはしっかりとしたプールがあり、流れもあり、こりゃ来るな!とF55をセット。足場は高いのですが、このF55、社員 Aが「S45とF55の中間ぐらいのSPやで」と言っていた代物。少しサスペンドに近い感じです。落ちて来る水の際に落とし、水流の揉まれて沈め・・・ラインにテンションをかけて・・・チョンチョン・・・で、ガツン!ええ感じに竿が 曲り、ドラグもジーと鳴いとります。際まで寄せて、さて抜き上げれるか?とドキドキしながら気合いの抜き上げ。無事に姿を見せてくれたのは天然32cmのイワナさん。自身初となる尺イワナでした。その後もあの手この手で投げましたが、同じサイズのチェイスが数回あったものの喰わせる事は出来ず納竿となりました。いつもと違う川は、やっぱり気持ちが良いモノです。そしてヘタクソな自分を再発見する事が出来ますね。きっと、これから田舎の晩ご飯は遅刻が普通 になりそうです。

lure
F55
釣果
アマゴ 1 fish
イワナ1 fish
最大
32cm

大イワナの生息する地域にお住まいの方、
時間と経済的に余裕のある方、
何らかの釣ることが金銭絡みの方を除いて
尺イワナは尺ヤマメ、尺アマゴとともに一つの目標です。
大物釣り氏の中には尺を馬鹿にする人がいるかも知れませんが
僕はそう思いません。
暑さと蜘蛛の巣との戦いの戦果として”おめでとう”と言います。
ありがとうございました。