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Lake Biwa
時間
20:00-26:00
釣り人
粘釣人さん
スタイル
陸釣り
天候
晴れ→曇り
気温/水温
℃/℃
風向き
ほぼ無風
水面状況
鏡面→北東から細波、場所により浮遊物だらけ
また琵琶湖へ行ってきたので御報告申し上げます。先回夏の残業のきつさを改めて思い知ったので、今回は絶対に残業しないと心に決めて挑んだのですが…。道中湖西道の混雑に巻き込まれ、夕方まで仕事に勤しんでいた身体は既に車の運転より船を漕ぎたがっておりました。解放された頃には既に空は暗くなっており、駐車場には車が一台停まっていました。そそくさと用意して直近のポイントをチェックしていると、浜伝いに何やら色っぽい声が聞こえてきます。しきりに何かしたがってるようですがよく聞き取れません。これからいけない火遊びが始まるのだろうかと聞き耳を立てていると、遠くで聞こえる花火の音にカップル女子が可愛らしく花火がしたいとせがんでいるだけでした。な〜んや、残念…。しかし勘違いでもちょっと興奮してキャストの音が大きくなっていたらしく、あっ釣りしたはるとカップルは私に気付いて立ち去っていきました。おまけに水中のルアーにも変な気配が伝わっていたのか、肝心の魚にまで避けられているようでした。無風の鏡面 に映る私の顔はさぞ鼻の下が伸びていたことでしょう。そんな助平心丸出しであちこちで避けられ続けること約4時間、さすがに疲れてもう目を閉じたらすぐにいびきをかきそうな状態に陥っていました。日付が変わる頃這々の体で最有力ポイントである私的北限に辿り着き、居留守を使われないようにチビジグリミテッドをセットすると…いつの間にかいつもの猫がルアーケースをガラガラと押して遊んでいました。どうやらチビジグリミテッドをセットしてから座り込んで、そのまま少し居眠っていたようです。時計を見ると日が変わって30分くらい過ぎていました。また残業です…。 しかし少し寝て集中力が回復したのか、再開早々に強烈に走るニゴイ55UPを掛けてキャッチ。猫にくれてやると食べるには大き過ぎるのか手も付けずに逃げていきました。これで打ち止めにしようかとも思いましたが、やはりまた悪い癖が出てバスを一尾捻り出すまで粘ってしまいました。ニゴイで荒れただろうなと思いつつも流れ込み周りを隈無くチェックし、ギルらしきアタリが出る所を見付けてあれこれやっていると、ステイ中のチビジグリミテッドにギルっぽくアタって持っていきました。ギルちゃうやろな〜と少し聞いても大丈夫そうだったので、そのまま合わせるとグゥンと竿が曲がっていきました。あまり重くないもののよく走るからまたニゴイかと思いましたが、無闇に方向転換せずに流れに乗ったままなかなか観念しないので、これは賢くて体力の有るデカバスだと確信しました。まずは流れの中から引きずり出すのが先決と流れ込みを渡ろうとすると、途中で急にズボッと柔らかい砂に足がはまってしまいました。 これで焦って転けてずぶ濡れになっておまけに竿が折れて魚にも逃げられたら、これはこれでちょっとおもろいかなぁとも思いましたが、そんなふざけたレポート要らんと一蹴されるのがオチなので踏ん張りました。全力で砂を撒き散らして抜け出し、浜を走って斜めに強制誘導して何とか無事キャッ チ!また回復中の細長い魚体でしたが、限定版の太くて短い最終兵器は今回もバスにありつかせてくれました。本当に頼もしい有り難いルアーです。これで満足して帰っていればいいのに、欲張って更に残業してまた無駄 に体力を消耗して、次の日フラフラになっていたのは言うまでもありません。

lure
SUM JIG SF-60
釣果
バス 1 fish
ニゴイ 2 fish
最大
58cm