8/21
近畿山系の川
時間
6:00-18:00
釣り人
じゅんさん
スタイル
ウェーディング
天候
晴れ
気温/水温
27℃/℃
風向き
そよ風
水面状況
透明
都会からもっとも遠い陸地に生きる魚を求めて単独岩魚探索へ。まだ自分の知らない領域に生息する魚と出会うとき、自信のあるルアーがあることのなんと心強いこと。探索釣行では、釣具のひとつにでも迷いがあるといけません。例えばS45を、あの流れに対して、この位 置から、こう投げて、こう動かしながらこう通すと、渓魚からの反応が良い・・・と、おもいっきり略しましたが、自分の釣り方で反応がなければどんどん場所を見切って先へ進めます。まずは里川の浅くて流れの速い瀬で、S45に小ヤマメと小アマゴが連発。ある時は、寄せてくる途中で針から外れ、そのままルアーを高速回収していると、フックアウトしたヤマメ(アマゴかも)が興奮して追尾してくる。たまたまこっちに逃げて来たのかと思うも動きが違う。超クリアな水が全てを丸見えに。渓魚はもっと神経質で狡猾な印象を持つが、この光景に肩をすくめてしまう。朝日が山間から川に降り注ごうとしたので、川から上がろうと最後に瀬のヒラキにS45をアップストリームで。 高速トゥイッチで流れを追い越すようにアクションさせるとおもわぬ大物。小ヤマメと遊んでいた直後なのでかなり大きく見えたヤマメに緊張、そして爽快感。これに満足し、涼しい場所に移動して、ちょいと早いが心行くばかり昼寝。充電が完了すれば地図を再確認して標高1000メートル級の山へ。 落差が大きく、岩も大きい。流れは細いだけでなく、水に勢いがない。ただし水温はかなり低い。気温だって麓で27度だが、岩魚の生息場所はもっと低そうだ。ハードな沢上りをしているのに一向に汗が噴き出ないことからそう思わせた。ヤマメならまず生きていけないであろう水溜りで、黒い影がS45を襲う。それはきまって岩と水底にできた隙間から飛び出してくる。これもヤマメとは違った捕食スタイル。都会から数時間かけて到達した釣人に釣られてくれたのはニッコウイワナ達。どれも小型で体型も細いが、生きる強かさが 伝わる。それだけに表情に逞しさを感じる。20メートル遡行して1尾確認できるかどうかの釣りだったが、岩魚が生息していることを知れたことで満足。また、次なる生息場所を求めて探索釣行に出掛ける予定ですが、釣行を繰り返すたび にS45の存在は大きくなっています。サムさん、僕のS45達の傷みが激しくなってきました。補修もしますが、S45制作への着手をお願い致します。


lure
S45
釣果
fish
最大
cm