11/18,19
北海道の川
時間
10:30-15:30
7:00-12:30
釣り人
ZONくん
スタイル
陸釣り
天候
気温/水温
℃/℃
風向き
水面状況
増水(うす濁り)
数えてみると5年ぶりの北の大地の川、広い河川敷を薮こぎするとたどり着く広くて少し濁った川 での釣りです。茶色、紫?簡単な色判別では特定出来ないあの色がもう一度見てみたい。というのと季節的に虹鱒はちょっと遅い、季節的に最高なイトウには日が足りないという条件が重なっての雨鱒釣りです。札幌での仕事を終えた翌日、朝の九時半にはM君の住む町に、既に釣具を積んだM君の車で川に直行します。久しぶりの釣りで車窓から見える景色は広々としていてまさに北の釣りです。道中いくつか以前目印にした看板なんかがあって不思議な気分です。前に沢山釣れた思い出もあって気分はいいのですが、実は今年の雨鱒は絶不調で、海水温が下がらずあまり川に入ってきていないそうです。不安材料もありますが、再びこの川に来れることの方がなによりも嬉しいのです。そんなほぼ無欲の心持ちで息切れ(5年で体力が、、)しながら河原に到着です。意外と寒くない!ポイントは以前に入ったところと同じらしいのですが、5年で地形がかなり変わっているのと水量 が多めであることが手伝ってまっさらの気持ちでルアーを投げ込めます。潮は満潮に向かって動いているので条件としては結構良いみたいで、一番良い時間に本命ポイントに向かうべく釣り下ります。流芯はどこなのか?満潮に向かっているとはいえ流れは結構早いです。ところどころヨレがあってそんなのをたよりにまずはサミング70SPでおそるおそるゆっくりと探ります。チェイスも無い広い大河にひるみかけた頃、ターンしたサミング70SPにまさかの重み!グネグネを慎重に寄せてうす濁りの水越しに現れたのは50センチをちょっと超えたくらいの雨鱒。そんなに強くない引きもなつかしい。この一尾で終わるかもしれないので、久々の何とも言えない色を泥質の河原でしつこく鑑賞し川に返しました。初めて釣ったときとはまた違う嬉しさがあります。そのまま釣り下り、沈み木に流れがあたって巻き返すあたりでこんどはつつくようなアタリ。まさかの2尾目に驚きましたが、もしかしたら結構入ってきているのかもしれないと思い直し、同じポイントを通 すと今度は小振りな40センチないくらいのが、ルアーはサミング70S。さらに釣り下りマル秘Bにも喰ってきま した。ルアーアクションはゆっくりでターンするあたりでダウンになったころに喰ってきます。活性はそう高くないみたいですが、魚は元気そうです。こんなに釣れるとは思っていなかったので、もうかなり満足です。河原の無いポイントが続き、釣り座を見つけるのも大変になった頃、大きな倒木に立ち、バキバキと枯れ木を踏み分けて歩くM君の音を聞きながらマル秘Bを投げ込んでいると結構大きなのが喰ってきました。慌てて複雑に組み合った倒木を伝い川に下りキャッチします。サミングからマル秘Bに変えてすぐでした。下りるのに苦労したのでもうひと投げするとまたもや、コツコツしたアタリの後、今度はほそい45センチ位 のでした。潮止まりでだらっとしてますが、表層で喰ってくるのでもしや活性が高いのでは?と今度はアップ気味に。すると着水後すぐにコツコツと。今度はデカイです。近づいてきた魚は顔の厳つくなってきた61センチのオスでした!魚の活性も高いのですが、どうも僕の運も良いみたいです。この運を使い切るか、明日も使うかアホな会議の結果 、今日は早々に上がって、飲みにいくことに。何たる余裕であることか。前日2人で1升飲んだにも関わらず、6時には出発。ポイントに向かう途中、間近で丹頂鶴を何羽か見ました。茶色ベースの草木の背景に意味不明のカラーリング、雪が積もるまで浮きまくるんでしょうか。幸運は続いているのか?9時半に干潮を向かえるまでにチャ ンスがありそうです。河川敷を右往左往してたどり着いた、広々としたポイントにウェーディングで臨みますが、今日はアタリ無し。良い時間帯をのがし、最後に魚の顔を見ようと昨日のポイントへ戻り、残された時間を釣りますがFP-60CWいつみてもで釣ろうと欲を出したのが悪かったのかアタリ無く、僕の根がかり王道フィニッシュで幕を閉じました。いつでもいける場所ではないけど、やっぱり行かなあかんなーと思いました。M 君ありがとー!



lure
suming-70SP
suming-70S
○秘B
釣果
8 fish
最大
61cm

いつ見ても何とも言えないカラーで美しいです。
少し痩せているのもいますが、
錆びも見られずこれだけ釣れれば満足でしょう。
以前から僕も一度釣ってみたい魚です。
もう北海道も雪が積もりだし、
チャンスを生かせてよかったですね。
ありがとうございました。