毎度お世話になります。たまには南湖に行きたい。でも腰が痛いからフルウェーディングは無理。というわけで、家から一番近い琵琶湖南部の公園チックな釣場へ行きました。駐車場トイレ完備、ストレッチに利用出来るベンチや手すりが有り、おまけに近くにコンビニまで有る、非常に利便性に富んだ都会の釣場です。前情報によると、誰でも入るような桟橋が春らしいので、いきなりそこへ行こうかと思いましたが、どうしようもない場合に備えて取って置きます。ルアーは護岸された足場の高さと濁りを考慮して普通のサムバイブ…と思いましたが、思い切って今年の新作の15Gを投入しました。駐車場から出てすぐのところから桟橋に向かって、手早くウィードをチェックしていきますが、底まで落としてもほとんどウィードを拾いません。しつこくやるとスケボーとかバイクが釣れるのでどんどん進んでいきます。何の異常も無くあっという間に中間地点まで来てしまいました。実は私的に一番気になるのはココだったりします。ウィードはほとんど無いけれど、地形か底質かストラクチャーか何かよく分からないですが、不思議と釣れる有望ポイントです。なので、ちょっと気合いを入れて丁寧にやってみます。すると三投目、底から跳ね上げてスローに巻いてくると、急に重くなって春の揺らめきが伝わってきました。合わせるとドラグを出して下へ下へと潜っていきます。いつもの浜釣りには無い3Dな引きなので存分に味わいたいところですが、そこそこにしてキャッチ！15Gをつっかえ棒のようにくわえた春の魚体でした。釣り開始15分、10投もしないうちの出来事に、今日は複数尾いけるかもと調子付きます。…が、恐ろしいことに、なんとこの一尾がまさかのクライマックスでした。喜び勇んで春の筈の桟橋まで行き、隅々まで調べ、更に他の気になるポイントを転々とするも反応ゼロ。御来光を迎える頃にはもうギブアップでした。南湖の春も甘くはないみたいです。腰の調子が良かったらまた出直すとします。以上、南湖レポートでした。