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九頭竜川
時間
朝一から夕方
釣り人
kanemaさん&社員A
スタイル
陸釣り・ウェーディング
天候
雨(嵐)時々曇り
気温/水温
℃/℃
風向き
西
水面状況
やや濁り
kanemaです。今年の九頭竜サクラは私にとって20年目の節目の年です。そしてモテ期かもしれません。「何がっ?」って・・・魚ですけどね!今月の12日、社員A氏のサクラマスを拝み、19日には僕自身初となるランカーバス(63センチ)を釣り上げ、内心何か有るなと思っていました。そして4月26日その予感は大的中しました。今年5回目(内4回は社員A氏と一緒)の九頭竜川サクラマス釣行、本来なら25日の予定でしたが、24日の雨の影響で26日にシフトしました。午前6時頃、社員A氏は先日サクラマスを釣り上げた福井大橋上流左岸へ、私は水源地前へ入ることに。前日に149センチ有った水位も入川した頃には78センチと落ち着きましたが季節柄代掻きの影響で水色は白濁していました。その影響でしょうか人出はこの時期としては少なく思いました。私の入ったポイントは一昨年バラシタ所(いろいろ有って去年は九頭竜川へは行きませんでした!)で今年も釣行毎に狙っていました。対岸の中洲にはフライマンとルアーマンが一人づついて、6時40分頃ルアーマンがサクラマスをヒットさせました。この日の朝は活性が高かったのか、周りでサクラマスやウグイ(ニゴイ)などのライズが見られました。私の目の前でもライズが有りこれはチャンスと「サミング90CW」をキャストしますが反応が有りません。暫くして社員A氏から何かの魚をバラシタと連絡が入り私もこちらの状況を報告、もう少し粘ろうと話をして電話を切りました。今度は「サミングアバロンチップ70SSワカサギYB」をセットします。一昨年のバラシタ時もこのルアーだったのでこれと信じてキャストし続けました。ダウンクロスにキャストしてリールのベイルを開けたままラインを送り込み、ヨレに入った時にラインを止めリールのハンドルを巻かずにロッドをスウィングさせながら「サミング」をナチュラルにドリフトさせます。暫くこの釣方で攻めているとヨレから出た瞬間にアタリが有りました。グングンとサクラマス特有のアタリです。すかさずアワセを入れましたがラインが出過ぎていたのかフッキングには至りませんでした。杭になり10時頃まで攻めるも釣果無く、それでも社員A氏はトータル3回のアタリ(2回目のアタリはサクラマス特有の首振りが有ったそうです!)が有り、二匹のウグイを釣り上げたそうです。その後ポイントを移動し昼食を挿み二箇所ほど上流部を攻め午後2時30分時頃朝一に入ったポイントに戻りました。暫くは福井大橋上流左岸を攻めましたが、水源地前のポイントが気になったので午後3時15分頃そのポイントへ移動しました。その場所は瀬のひらきで足元にはテトラが入っていて右下流に向かって浅くなりガンガン瀬になって行ます。先行者が居たので50メートルほど上流に入り、先日社員A氏のヒットルアーでも有る「サムバイブ15G」で攻めます。この頃には朝の様なライズや小魚等のモジリは無くなっていました。暫く攻めていると先行者が居なくなったので少しずつ下流に下がりながら攻め直します。クロスにキャストしては沖合い下流の流れのヨレや足元に入ったテトラの下流側を攻めますが中々反応が有りません。丁寧に攻め過ぎたのか手前のテトラに「15G」を引っ掛けてロストしてしまいました。新たにリーダーを組み直し「サミングアバロンチップ70SSワカサギYB」をセットして攻め続けます。数投後下流側のテトラ沿いをソフトにトゥイッチしながらリトリーブしてくるとサミングでは絶対にボトムノックしない所で「カツカツッ!」と感触が有りました。試しにハーフキャストでそのラインをトレースして来ると今度はその場所よりも下流で同じような感触がありました。もしそれがサクラマスであったならば警戒するに違いありません。私も高くなった心拍数を静める為にタックルチェックをして時間を稼ぎます。落ち着いた所でダウンクロスにキャスト、ナチュラルにドリフト、そしてラインが下流イッパイになった所からソフトトゥイッチ回収リトリーブ。立ち位置から10メートルほど下流のテトラ際に「サミング」が通りかかった時「カツッ!」と言う感触と同時に「ゴン!」とアタリが有りました。ロッドが弧を描きジリジリとラインが出て行き、「グングン!」とサクラマス特有の動きを見せます。しかし本物かどうか確認できるまでは安心できません。強めのロッドなので伸される心配は有りませんがこの獲物は中々姿を現しません。それどころか足元まで来て手前のテトラの深くなったところへ潜ってしまいます。1分ほど経ったでしょうか、ようやく浮いてきた獲物は数年ぶりの彼女(サクラマス)でした。それからが大変でした。彼女を下流からランディングしようとすれば尾びれで叩いて飛び出るは、浅瀬へ誘導すれば上下流に走り回り、しまいにはテトラ同士を繋いである太い鎖にラインを巻きつけるは、それを後ろからランディングしようとすると脱出して私の股をすり抜けるは、私はと言うとそれをかわすのにロッドを空に向かって突き上げて、その場でクルクルと二回転。最後はテトラ際の深場に誘導し一度突っ込んだ彼女を再び浮かせて後ろからランディングしました。オチは私がランディング後気を許してテトラで足をとられ、こけてしまいパンツまでびしょ濡れになると言う有様。そのいろいろ有った後社員A氏に来てもらい写真に収めて、彼女には子孫を残してもらうため聖なる九頭竜川へと帰っていただきました。因みにサイズは56センチありました。・・・社員A様、僕は「サミング」で獲りましたよ!・・・やはり「サミングアバロンチップ」は鱒族にとって最高のアイテムですねぇ!


lure
suming-70SS ABALONE CHIP
釣果
1 fish
最大
56cm

おめでとうございます。
先日は60のUPバス、
そして今回はサクラマスと調子がよろしいね。
アユも遡上を始めたようですから次は大物サツキマス、
もしくは大物スズキでしょう。
または本流の太い大イワナか?
最も基本となる水位の読みもばっちりだったようですね。
水が読めないとすごすごと退却ということにもなりかねません。
次回が楽しみです。
ありがとうございました。