7/10
ドイツ某所
時間
午前と夕方
釣り人
N.Oくん夫妻&AKAさん&Wくん
スタイル
陸釣り
天候
晴れ
気温/水温
10〜26℃/℃
風向き
水面状況
ドイツでは免許等の事情により釣りをするのは諦めていましたが、縁あってとある釣 り協会から許可証を頂けることになり、ベルリンからブレーメンまで移動し、そこから40分程電車でゆられた地図にも載っているのか?な田舎町に辿り着きました。その小さな町で釣りをしてらっしゃる、AKAさんとWくんと合流。早速地元の釣り協会のご自宅へ許可証を発行してもらいに伺います。お伺いすると、会長の釣った地元の魚(名前 聞き取れず)をマリネにしたもので歓迎をうけました、うん、美味い。色々地元のお話 を聞き、少し釣り場を案内してもらったりします。明日の釣りが楽しみです。一 旦AKAさん宅へお邪魔して、サムルアーをプレゼント。あーだこーだ釣り談義。案外夜 更かししてしまいましたが、それはそれで楽しい。比較的ゆっくり目に起きて釣り開 始です。最初のポイントは、なんと半分ビーチ、半分釣り場の湖。何やら皆が楽しそうに水着で泳いでおります。手前のブレイクに藻が生えているので、時間帯的にその 藻の中や、木の陰を狙ったり、色々試してみます。途中水着の若者達が遠くから何やら話しかけてきますが全く分からず手だけ振っておきました。気を取り直して沖にも投げようかなとコトカスMをキャストし、トゥイッチしながら巻いてくるとゴンとバイト、おお!と思いましたが何やら軽い、魚はパーチでした。初パーチなので一応撮影、ルアーとあんまり変わらない大きさだけど嬉しい。色々投げましたがなかなか難しい。日も高いのですがもう一カ所移動ということで川に行きます。写 真で伝わるかどうかわかりませんが、この辺りの川はかなり人の手が入っており、カーブも少なく直線的、山も無いのでダラーんと流れてます。水はやっぱり茶色い。しかし、しかしです、諦めていたドイツでの釣りが可能になっておるのです。それでも期待というか盛り上がります。岸際の藻やハスの陰にパーチがいるということです。しかもトップに反応がいいとか。実際に2日前ほどにWくんが40センチものパーチを釣り上げています。ではやっぱりコトカスMからということで、表層を意識して動かしながら釣りをします。確かに陰からシュッとパーチが出てきますがなかなかノラず。素人アングラー全ての奥 義を出し尽くして対応しますが結局釣れず、、S45持ってきたら良かった、、。日も高 いしやはり夕方だろうということで一旦シエスタです。こちらはやはり日が長く、6時くらいから釣りをするのがいいだろうということで、美味しいご飯を頂いたりドイツ 語のルアー本を見せてもらったりしてリラックスします。そして6時半頃釣り開始。かなり休んだので自分で言うのもなんですが、集中力は最高状態です。やはり川でパイク、パーチでしょ!ということで挑んだ別 のポイントでやはり木の陰中心に狙います。どうしても川の釣りのイメージが抜けないのでルアーの動きが速いのですが、Wくんのトップ操作を見ておりますと、どうもポーズが長い。聞いてみるとパイクは食べる角 度とかじっくり考えてから補食するそうで、ポーズは必須だとか。な、なるほど。豪快に釣りをするイメージですが(実際ポーランドではそれで釣れた)、そのような習性があるとは。と、アドバイスを受けてもなかなかうまくいかないのが釣りです。テンポもなかなか変更できず。そんなこんなで日も大分傾いてきた時に、Wくんにパーチがヒット!しかもプレゼントしたサミングです。やっぱりサミングは釣れるなーっと表面 上は祝福モードですが、サムルアー歴10年以上の私としては心穏やかではありません。これは非常にまずい、、、ウッシーさん共々焦ります。そしてコトカスを信じて投げ続けますがノーバイト、、、サミングを真似て投げてもです(何か立場が逆転してない?)。最後のポイントに移動する前に、歩いて下流の木陰を狙いましょうということで、トボトボ移動。せっかく運良く許可証を得たのにこれではいかん、頑張らなくては。こうなったらスピーナーが好きなパイクなら、とトラウトで実績のあるチャンクを結び、木陰へ丁寧にキャストを繰り返して、厄介な藻をかわしながら巻き続けます。木陰とハスの絡んだポイントへキャストして、川の真ん中くらまで巻き取った時にコツっと小さなアタリがありました。一瞬放心しましたが、その後も魚信があったので 思いっきりフッキングしてみるとちゃんと喰ってました!ナナナナマズ?じゃないパイクー!!!Wくんにネットで手伝ってもらってランディング、72センチありました。こちらのルールでは釣れた魚は食べないといけないので、まずは手作りのハンマーで気を 失わせてからざっくり心臓を一差し、どてっと横たわってます。口がでかくて歯がすごいのでお亡くなりになってもなんか威圧感あるなあ。次の日、電車の時間迄にAKAさんが調理してくれたパイクを食します。うん、なかなかいけます、あんかけパワーです。パイクにはイプシロンボーン(Yをドイツではイプシロンと発音します)という骨があると聞いてましたが初めて見ました。顎の骨が欲しかったのですが時間が無かったのでWくんの80オーバーのパイクの骨と交換ということで骨を頂きました。さらに、実はあのポイントには120センチを越えるパイクがいるみたいで、釣れたとき驚くだろうということで黙っていたということが発覚!70センチでも結構大きいのに、、、。やはり次は1mを釣るタックルを準備するべきなのか、、、。というドイツ最初で最後?の釣り報告でした。





lure
suming-70SP
cotocas medium
chunk
釣果
パーチ 2 fish
パイク 1 fish
最大
72cm

釣り上げた魚は食べないといけない。
嬉しいようで困る場合もありますね。
120センチのパイクが釣れたら処理のことを考えて悩むでしょうなあ。
釣り上げた魚がその場所から居なくなる。
昔北海道のイトウの大物を魚拓にとって結果殺す、
に似た気持ちです。
料理されたパイクは見た目美味しそうです。
特にカマの部分は美味しそうにみえます。
羊の写真の風車?は
水を汲み上げる為のものでしょうか。
ありがとうございました。