7/31
河口湖
時間
15:30-19:30
釣り人
太刀川吉之さん
スタイル
陸釣り
天候
ほぼ曇り
気温/水温
30℃→24℃/29℃〜26.5℃
風向き
南東→南→南西・夕刻風強
水面状況
さざ波・夕刻中波
御世話になります。ここ数日、関東は梅雨が戻ってきたかのような天気が続きましたが、この日は暑かった〜。最近涼しい、時々雨で快適で良い感じと思ってましたが、そうは行かなくなってきました。途中サービスエリアにトイレに寄りましたが、暑い!!!やばいな、今日は。水温上がって、バスの多くが涼しい沖のベイトが居る、深場に落ちて当たり前です。あとは、何らかの理由で 水温が低く、深場に隣接した水流・風が当たるブレイクか・・・。厳しい、難しいのは、覚悟の上で向かいました。前回のようには行かないでしょう。釣れるのかな?富士山は雲の中、空は雲は多いものの、太陽も出がち。でも、ピーカンの日、着いてすぐ一発良いのが出たこともあり、気は抜けない、出来れば明るいうち一発かましたい!ただ、かなり難しそう、水面 で3本が目標。高望みか?到着後、数カ所水温を測って歩く。どこも高すぎ!!少しは水が動く所でさえ、28℃!どこへ行くか、参った。これは、土のワンドの奥はいったい何度あるんだ?望みの湖流の入ってくる、あるポイントでは26.5℃、ウィードの中の温度。深場に面 したブレイクのウィードと風の変化を気にします。この水温が周辺より低い所で少しやってみましたが、2回、Jr.の後ろに魚が付き、モアッっとなりましたが、2回とも乗せきれず、何か噛み合っていない。バイトに勢いもなく、仕方なく来た感じ。風もいまいち、ポイントとの位 置関係が・・・。何かしっくり来ず。その後反応無し。 そこそこの小鮒が、何かに追われて水面 を急いで岸に向かって 飛んで来た。沖目から良いバスが入って来て追ったと思います。タイミングが合えば、僕のペンシルを喰ったかもしれないな、しかし、その後喰われた感じは水面 では分からなかった。ルアーがバスに見られてる感が薄い。目立たないのかな、と沖目から回ってこないかと、ファットサム親分にバトンタッチ、引き波大きく、広く探ってみます。ルアーサイズを落とすには、ポイントが絞れてからか。絞れない!うーん、厳しいなぁ。何か切っ掛けが欲しい、厳しいのは覚悟の上。本日は、久々にノーフィッシュか、バスに触れず帰るのか、いやだ、焦る。15:30頃から始めて、すでに18:30になろうとしている。 あっという間に3時間・・・。出せない!移動も何カ所かした。Jr.・ファットサム・ダイヴィングサム70・55CW・・・試した。そもそもペンシルで喰わせるには、難しい水温。分かってる。でも、喰う奴はいるはず。もうとっくに沖に戻ったろうが、現に鮒を追った奴がいる。そんな時、南向きだった弱々しい微風に変化が起きた。西寄りに少し強まる、雲も全体的に濃くなってきた。降るか?チャンス来たか!なら、行ってみようと、移動。最近ダメだった岬。片側がブレイク、反対側はシャローになっている。まず、ブレイクの上を、Jr.ホロアユでドキドキしながら引いてみる。以前ここで良いの出たな、バラしてるな・・・、とか想い出しますが、ここは集中。引くラインを変えて3回。出ない。深い所から、上がってくる様なことはなかった。では、ブレイクを上がりきった、浅くなりかけてる所は?と、聞いてみる。風も良くなってきたし。今日も、Jr.君は良い動きしてるのに。居れば喰うでしょう。ホロアユカラーは、キラッキラッっと、鋭角にしかも細かにターンします。ほんの一瞬のポーズを入れ『スキ』をつくります。喰わないか・・・。岸際では喰わないだろうと思っていた。ら、目の前で、ゴボッ!!激しく、Jr.は吸われ、バスは反転、メタリック黄緑がウィードとマッチ。かすかな夕日でバスが綺麗、やっと喰ったぁ!これだぁ〜。30.5センチ。坊主からの解放。気が付くと、割と近くにお二人釣り人が居られました。さっきまで、誰も居なかったのに。気付かず。まもなく、僕の後ろを通 り、どこかに行かれました。1本目をリリースして、数投、今度は、ブレイクを横切って、ワザと外してみると、目の前、また足元ゴボッ!勢い良く目の前で喰ってくれるなんてサービス旺盛。激しい〜!う〜ん、爽快〜!もう今日はこれで良いんじゃないか。もう良い。丸飲みの勢いでガップリ。実に、さわやか〜。お腹出とる〜獲った〜。お腹を触ると、喰いたて小魚か、一カ所動いてるモノがあった。31センチ!サイズ以上の有り難さを感じ、ジーンとする。ウィードはブレイク側岸際に濃く、この風が吹けば水通 しも良く、岬の先端は、日によって、ここはベイトの群れが通る。喰われまいと素早く逃げ回るベイトを演出のつもりで、Jr.を引きました。Jr.は、自分のイメージ通 りの動きをしてくれる、まずそれが楽しいし、 水押しトルクが強く、力強くバスを寄せてくれます。引き具合によって 色々な動きが多彩に出来るペンシルベイトです。 山岡さんならではの設計・設定。いつも有り難うございます。ターン時の水への絡みの良さ、水面 へ頭の出る角度、浮力具合・・・。 今更ながら、このルアーのさすがの完成度の高さを感じています。バスは岸際に追いつめたかのような良い喰いっぷり、躊躇なく、餌を獲るつもりで、喰うなら今だ!と、良い感じに吸い込んだと思います。もう、良いと思いつつも、イヤらしく、まだ釣りたくて、もう一カ所、風が吹けば出るマンメイドストラクチャーに寄り、着水後、ワンアクションでゴボッ!っと一本28センチを気持ちよく追加して、 釣れない風の吹き方になって来て、湖に、釣れたろ、もう帰れ〜と 言われた気がしたので、今日はここが潮時と、納竿としました。また行ってみます。失礼します。 


lure
Fat sum Jr.
釣果
3 fish
最大
31cm

もう駄目か、今日はボーズで帰るのか、悔しい。
と思っていたら三匹も遊んでくれました。
そっとお腹も触って臭いも付けました。満足です。
と言う感じでしょう。
暑いと言えばクーラーの無い車で窓を閉めて走る方が涼しい国がある、
とだいぶ前の話ですが聞いたことがあります。
座っていた人が立った場所に座るという話も聞いたことがあります。
40度を超えればそんな風になるのかもしれない。
ありがとうございました。