8月3日
ザルツブルグ
時間
釣り人
M家くん御夫妻
スタイル
陸釣り
天候
気温/水温
℃/℃
風向き
水面状況
三日目(8/2)は釣りには行かなかったのですが、快晴でトレッキングに行きましたのでその時の様子もお伝えします。M家君の様子はましになりました。昨夜は高熱でうなされ幻覚を見ていたようですが、よかった、よかった。しかしまだしんどそうなので彼を残し皆タクシーで好きな場所に行くことに。ボルダリンクチームは岩のある場所に。私とトレッキング好きな山ガールは登山に行くことになりました。そういえば今回の旅の準備中に、山ガール山ガールと私が騒いていると「Sコちゃんはもうガールじゃないで」、と言われ、確かに、じゃあなんだ?山おばさんか?…とおとなしくなるひとコマがありました。ほとんどロープウエーとリフトで登ったのですが、とてつもない絶景でした。晩は昨日の魚料理の残りを使ってパスタ。ボンゴレビアンコの味がしました。そして最終日(8/3)、M家くん完全復活。気合で直したもよう。皆は、ああこれで帰れると安心、帰る支度をし、宿のお姉さんに別 れを言い、釣り券を購入しに向かいます。今日は日曜日のためか、いつものお兄さんではないバイトらしき男の子が対応してくれました。今日こそは!と初めから行きたかったobersulzbachとその麓の隣にあるBlausee(湖)のチケットを購入、24ユーロ。地図によると駐車場からトレッキングコースがあり、いい感じの渓流が続いているはずです。はず、はずでした。 Pのマークより随分と手前に小さな駐車場があったので降りて様子を見ると、濁流です。大木が流れまくって中流に停まっています。そしてなんと目の前のあるはずの上流への道がありません。すっかり崩れてしまっています。お兄さんの「プロブレーム」が頭の中をリフレインします。確かにこれは単なる増水ではなかったようです。災害レベルです。上流を見上げると1、2台の重機が作業をしています。1本1本木を取り除いている。。。途方もない作業量 です。ここで私のオーストリアでの渓流釣りの夢は断たれたのです。仕方がないのでBlauseeその名も「青い湖」と言う小ぶりで美しい湖で釣りをすることに。本流とは湖の下流で繋がっているのですが、入り込んでいる水は山の湧き水なのでこの湖はさほど濁ることもなく静かです。水が入り込んでいる湖の先に行くと青く透明の水の中に見える見える、ブラウンがウヨウヨ泳いでいます。ここはいつもそうなのか、それとも増水で逃げてきたのか、ともかくいっぱいいます。サミング50cwとS45を投げると20cm〜30cmのブラウンやイワナが直ぐ釣れます。全然すれてない、お腹ぺこぺこな様子。暫く遊んでから先ほどは本流の右岸だったので、左岸の道を歩いて登ってみることに。トレッキングの家族連れも沢山歩いていてなかなか楽しく、キノコや野生のブルーベリーを見つけ、詳しければ採って帰るのに…と思いながら、道と川が接する橋がある場所まで登りました。辿りつくと、写 真をご覧下さい。橋が、橋が取れかけています。川も濁流のままです、もっと上流に登らないと渓流釣りは難しそうですが、もう時間もないので諦めて引きかえし、ボルダー達は途中で見つけた巨大岩でボルダリングをしたり、私とM家君はBlauseeで持ってきた全種類のルアーを試したりして、なかなか楽しい午後を過ごしました。オーストリア、災害時でもこの楽しさ。普段ならどんなにか素敵なことでしょう。フライの方が釣り場は多いとは思いますが、ルアーでも十分楽しめます。釣り目的のみでしたらぜひBraurupの様な川を所有しているホテルに泊まることをお勧めします。ところで、ベルリンに帰ってからネットで現地のニュースを見るとやはり結構な災害だったようで、中州に取り残された牛が1頭お亡くなりに。ナームー









lure
suming-50cw
S45
釣果
ブラウントラウトいっぱい
イワナ数匹
最大
ブラウントラウト 35cm位

昔のクライマー、ガストンレビュファが、
尖った頂の小さなテーブル状の岩に立つ写 真を今も時々思い出します。
恐ろしくて忘れることが出来ない。
「天と地の間に」とかいう本で、場所は多分ドロミテでした。
オーストリアも随分な豪雨だったようですね。
昨年の豪雨で日本の各地もダメージを回復できぬ まま、
今回の台風による豪雨が重なりました。
被災された方々にお見舞申しあげます。
ブラウン、イワナ入れ食いのトロ箱状態ですか?
釣れないと面 白くない、釣れすぎても面白くない、ですね。
色々ありがとうございました。
次回を楽しみにしています。