一仕事終えた後、日中の陽気にバスも気が緩んでいないかと期待して行ってまいりました。このところ湖西はかなりの賑わいで、なかなか思ったところに入れずにおりましたがワカサギが去ってか、すんなり動くことができました。一か所目は久し振りの場所で少しやってみようくらいのつもりで入りました。何投かして表層は音沙汰ないようでしたので最近話題のヒットマン釣法！といきたいところですが、せっかちで未熟な私はLLサミングに板鉛を貼ったシンキングチューンで真似事を試みます。話に聞くスラローマーのようには泳ぎませんが、先月末もこのチューニングでいいのが釣れてくれて、感触があるうちになんとかもう一匹と思っていたのです。沖目の砂底をトロトロとゆっくり、時々小石に当たって生々しくよろめいてかわす感じを意識して巻きます。そろそろ砂利底に差しかかるかというところでコツンとアタリ。緊張しながらもそのままゆっくり半巻きするとググッと竿が入りました。引きからすると40後半かと思われましたが、ずり上げてみると意外なほどにデカい。久し振りに見る長くて顔の大きい個体。この時期にしてはちょっと細めかもしれません。その後場所を変え同じ様に巻いているときにワンバイトありましたがフックアップには至らず。入手困難なスラローマーを早く使ってみたいですが、シンプルなシンキングチューンもこれはこれで魅力的です。