2007/5/26
WOOD FRANK 発表!!


またまた遅れましたが・・・

今更ながらに何を説明すべきか難しいところですが、
ようやくウッドサムシリーズの最新作!ウッドフランクサムをようやく発表!!
サム山岡バルサモデル・フランクサムには熱狂的なユーザーも多く、
見た目はシンプルな中に可愛さがあり、実力も折紙付。
ハードプラグに詳しい方なら、その形状と立ち気味の浮き姿勢という説明だけで
高いキャスティング性能(飛距離&安定性)は想像頂けるでしょう。

得意の動きは移動距離の短いドッグウォークやダイビングアクション、
そして地味だけど有効なのがお辞儀アクション。
ウィード&ストラクチャーの際は勿論、オープンウォーターでも
定位置でヘコヘコさせると思いも寄らないビッグフィッシュが飛び出す事もある。

しかし、飛距離抜群で移動距離が短い事の短所が無いかと言えば・・・
それはいつまで経ってもルアーが足元まで近寄ってこない事。
例えばボートフィッシング、オープンウォーターでフルキャストして
波紋が消えるまで待って、お辞儀して、ヘコヘコさせて待って、お辞儀して、待って、ヘコヘコ・・・・
5分くらい掛かりそうで気が遠くなります、はい。
(でも、釣れるんだな〜これが)

気の遠くなるような想像はほどほどに、
ウッドフランクサムとバルサモデルフランクサムの違いを解説させて頂く事に。

パッと見てすぐ解るのがアイとお尻の金具。
金丸シリーズと同じ仕様(金丸シリーズは金箔貼り)ですが、
ウッドフランクは黒塗りで控えめです。
(コーティングの際、尻先等若干気泡が出来ましたが、何卒お許し下さいませ)
そして各アイは貫通ワイヤーでなくヒートン仕様。

ボディーの形状は上下の写真を御覧の通り、
バルサモデル以上に円柱が反った感じになり、鼻先とお尻の先も更に丸みを帯びた印象。
だから一層フランクフルトっぽくなったかな?

ハードウッド素材はバルサと基本的に比重が異なり、
個々にも差がある為、浮き姿勢&浮力の調整には手間が掛かりました。
(ウェイト位置、量の調整の他、前後の浮力を調整する為の削りも行いました。)
これもフランクサムならではの動きを生み出す為には仕方がない事。
そして、そこまでしても全ての浮き姿勢や浮力が異なるのはウッドモデルもバルサモデルも同じ事。
そこが魅力だと理解して頂くしかないでしょう。

さて動きですが、やっぱりハードウッドモデルはバルサモデルと異なります。
例えコンセプトを同じく、見た目も似せ、浮き姿勢を調整しようとも、
ハードウッドらしい個性を備えた動きに仕上がります。
機敏さならばバルサですが、ハードウッドには粘りがあります、
よりスローなアクションも可能になり動きにトルクを感じれる事でしょう。
実際の両者を釣り比べた事はありませんが、
ウッドフランクの動きに予想以上の力を感じた経験があります。

それはコトカス得意の移動距離の短いお辞儀アクションに反応しないのに
ウッドフランクの移動距離の短いアクションには何度も同じ魚がバイトしてきた事です。
そのバスの動きも非常にスロー(ゆっくり浮上してきてバクって食いつく)という
あまり見たことのない不思議なバイト。
(見えてない所でしょっちゅうあったのかもしれないですけど・・・)
もしかしたらバルサモデルでも同じ事が起きたかもしれませんが、
それ以上の刺激を与えられたかはわかりません。

最後にこのニューアイテム“ウッドフランクサム”の詳細です。

SPEC

Length:約70mm
Weight:約12.5g
Hook size:♯6
適応ロッドアクション:ベイトタックル・ライトアクション
ライン:ナイロン16ポンド以下
接続方法:スナップ接続を推奨

発売カラーは今回初登場の赤系を加えての3色。
今後(時期は未定)はバルサモデルにあったシロアミも追加予定です。
奥からコザクラ・モミジ・ヨモギ。


(バルサモデルのカラーとは若干異なります)

そして気になる価格はこちら

価格:¥4410-(税込み)

間もなくリニューアルするサムルアーズショップにて発売開始!!
カラーによっては早期に在庫切れになる場合が御座います。
何卒、ご了承下さい。

バルサモデルのような活躍を祈る!!

おまけ
〜懐かしのレポートコーナー 〜

全て京都在住S.Kさんから頂いた報告です。
面白く懐かしいお話。
初めての方、懐かしいなと思った方、御覧下さい。


(2005.8.10・オレはバスだ!in 京都桂川)


(2006.5.19・帰ってきたヨモヨモ in 琵琶湖)


(2006.6.2・ゲートボーラーも喝采 in 琵琶湖)

(ちょっと細めだけど)サム山岡も釣ってます。