2011/3/19
更新再開と義援活動に関しまして



東北地方太平洋沖地震による被災者の皆様へ

被災者の皆様へ心より御見舞申し上げます

弊社としましては、今後の製品売上金の一部寄付を
義援金受付期間において随時継続させていただきます

大変微力では御座いますが、
被災地の復興にお役立ていただければ幸いです

有限会社 サムルアーズ

 

・更新の再開に関しまして・

現在、被災地の状況は未だ終息、安定に至っておりません
状況によっては再び更新の自粛に入らせていただく場合が御座います
何卒ご了承ください

 

更新の再開を後押ししてくれるのはやっぱり!

“ 釣りに行きたくても行きづらい”
“もうそろそろ釣りに行っても良いのだろうか”
ショップさんではアングラーのそんな声がよく聞かれるそうです。

レポートコーナーも例外では御座いません。
“行って釣れたけど送って良いものかどうか・・・”
“不謹慎だと思われるに違いない・・・”

当然理解できる全国的な自粛傾向です。

そしてそんな中、今回掲載させていただくレポート&釣果写真。
皆さんそれぞれに被災地の方々ご苦労を承知の上で
ご自身の平常を取り戻すため、またサムルアーズを支えるため、
お送りいただいたものと考えております。

本来我々が先頭に立って行うべきだったのかもしれません。
今回ご協力いただいた皆さんに大変感謝しております。

ただ今回の掲載に関しましては、
お名前や日付等の情報公開を控えさせていただきました。
また、 最後に掲載させていただいたレポートにつきましては、
ご本人の意思尊重させていただきそのまま掲載させていただきました。

依然好調!琵琶湖!記録級も登場?!

水温も上昇!もうミディアムでも普通に釣れてます!
こちらは51センチ。

記録級のロクマル河豚バス登場!

この日はこのサイズも高活性!

これもデカイがこんなもんやありません!


ヒットルアー:SUM VIB 85F

ヒエ〜!の62センチ(5000gくらいあったのでは・・・)
相当引いたらしいですよ、太すぎる割に。
釣り人を拒む様な大荒れの天気での出来事。

驚くべきは、この後バラシた奴は更に凄まじい引きだったと・・・

まだあるかもな〜こんな天気は。

サム山岡の一言

これだけお腹が大きいと泳ぐ時お腹が上になる様な感じがしますね。
もう食べるの止めて出したらスッとするのに、
と思わせる膨らみすぎたお腹の魚です。
この調子でいくと、今は3月ですからまだまだデカイのが
小物?(40台)に混じって釣れるでしょう。
琵琶湖へ来られない人にとって
なんか贅沢な一言で申し訳ございませんでした。

愛知の名物コンビ?と噂の“kamiyaさん&安達先輩”レポート!

はじめに今回の震災により被災された皆様
その御家族の方々に 心よりお見舞い申し上げます
また一日でも早い復旧、復興を願っております

自分も家内の同級生も仙台、岩手で被災しました・・・
ただただ心配で声が聞きたくて文字が見たくて気持ちをおさえたくてメールをしました。
無事だったが周りはメチャクチャと言うメールが戻ってきて
ほっとする一方、こういった大丈夫?メールの多さ、チェーンメールの量で
情報を入手する為のツール携帯電話の充電がきれてしまい、
必要な時に使えなくなってしまう・・・ということでした。
少し落ち着き、電気は来てないもののシガライターから充電できる様になったため
多少はよくなったようですが(現在は電気は復旧したみたいです)
この様な事も被災された方には負担になってしまう・・・
という事を知り改めて震災の凄さを実感しました。
今回の釣行も正直迷いましたが、安達さんとも考え方が同じだったので決行しました。
周りではいろいろな事への自粛傾向が強いですが、
(全てではなく、事によっては自粛する事も必要だと思っております)
やはり現地へ行き復旧、復興のお手伝いが出来ない以上
義援金という形で少しでもお手伝いが出来ればという考えです。

自分たちが普段どおりの生活をする>
物を買いお金が動く(&行った先で少しでも義援金を入れてくる)>
店の収入が増える>
義援金などを出しやすくなる。

逆に自粛して、収入が減る>
義援金どころではなくなる・・・(極論ですが)
それは自分勝手ないいぶんと思われる方ももちろんいるとは思いますが
デフレスパイラルのような事にはなって欲しくない。
僅かでも前向きの力を被災地に向けて送りたいと思いました。
なので今回のレポートはお世話になっている方にだけ報告という事でも構いません。

ここからはいつもの調子でいかせてもらます。
(写真を見て気づいたんですが・・・メジャーをあてている写真、
測った時は53だと思ったんですが、もうちょっとあるかな・・・と・・・
(尻尾もちょっと砂で隠れちゃったますし、セコっ!)

この釣行の始まりは2週間前、別の用事で電話をしたにもかかわらず最終的には・・・
(安)「最近どうよ?」
(k)「ちょっと〜sumluresのレポート見てないの!今年に 入ってからえらいことになっとるよ〜」
(安)「エム(cotocas-M)か?」
(k)「SUMING-90CWがすごい!」
(安)「どんなやつだ?俺持っとるか??」
(k)「ミノーのちょっと大きいやつだけど買ってたっけ?
もうこれ忘れたら俺琵琶湖から取りに帰ってくるからね〜」
(安)「そんなん俺あ〜へんがや」
と決めぜりふも決まったところで僕とヤックンのストックボックスから
これまたお決まりのナチュラルとアピールを一つずつ・・・

二人とも相変わらずのテンションでポイント到着。
先週と変わり、浜には左前からの中風、湖流は左から。
ポイントと狙い方の説明(Y.Oさんからの受け売りで・・・)をしてスタート。
1時間ちょっとノーバイトのまま二ヶ所目のポイントへ。
先週のヤックンの釣れたラインと状況を説明し3投目
(安)「きたぞっ!ま〜ま〜級だ」
フッキングも決まったサイズは47cm。
ポイントへ戻り隣でそわそわしてる自分に
(安)「俺の琵琶湖じゃないで おまえもやれ〜」
とありがたいお言葉を頂きキャストをすると隣で
(安)「きたっ!」で53cm開始数投2匹に大満足と思いきや
(安)「今日は2桁いけるぞ〜高速代は俺に任せろ!!」と頼もしい発言。

こちらもホッとしたのと勢いで
(k)「1人で2桁?」とハイテンション!
その後安達さんのライントラブルの為ポイントが空いているのを良い事に
自分に待望の初フィッシュ41cm。
安達さんがトラブルに手こずっているため自分が練習してきたラインシステムを組み直してあげ
釣りの神降臨を密かに企むもすっかり見放され月まで出てくる始末・・・
ポイントを休ませる為に北へ移動。
ここもある程度の説明をして安達さんに投げて貰い様子を見る事に・・・
数投しても変化がないので自分は15mほど距離を空け
ちょうど風の影響でべた凪とさざ 波の波の変化のある境でいきなり1投目に44cm。
今度は安達さんが追い越し15mほど先で49cm。
更に自分が追い越し44cmを追加。

その後反応はとまってしまい浜を行ったり来たり。
安達さんは先回ヤックンがスリーピングメソッドでバラシた辺りを狙い
自分は少し戻った辺りで今日の魚の出方とSUMING-90CWば かり投げている事から
cotocas-Mにチェンジした一投目に54cm。

これまでの出方はすべてSUMING-90CWにトップに出る様な
“バシャ”っとしたバイトばかりで
水面まで魚が移動してきてくれる状況だったと思います。

23:30過ぎに星も見えだしポイントを休ませるため食事を取る事に。
怪しい男2人がお客さんが誰もいないのを良い事にコンビニレジ横でラーメンをすすり充電完了。
最初の場所へ戻るとやはり前の2箇所とは違いここは風と波がキツイくノーバイト。

そして先程のポイント(2ヶ所目)へ。
先ほどと風向きが変わり波も細かい鋭角的な波に。
ウェーディングしている体にも波の揺れが結構伝わる感じでした。
魚の跳ねる音ももあり安達さんがかなり右方向で本日2m越えか?
と思わせる魚を掛けたのですが、バラシてしまいました。
自分はそういった状況変化から少しレンジを下げてみようと
85F〜SUMING-90CW(深め〜浅め)等を試していると48cm。

そして朝まずめをどこで迎えるか?
協議の末、先週も良かったここを休ませる為もう一度北へ。
ここも多少風が防げるが風が強く波も大きく、
暫くするとお年寄り1号が (安)「ま〜あかん、車の鍵貸して」と宣言。
(安)「俺一人ならとっくのとーちゃん寝とるぞ」
と言い残し闇に消えていきました。

残された自分は中途半端な時間に起こすわけにもいかず朝まずめの時間まで頑張りましたが
ググッとくる感触が一度あったっきりで4:45ごろさっきの場所へ移動。
しかしノーバイトのまま白っとしだした時に今回3度目の南へ移動決定・・・・・
しかし朝マズメのタイミングも逃しノーフィッシュで6:30頃終了です。

先回2回の釣行とはうってかわって
教えて頂いたポイントや釣り方や天候がピタリとはまったのか、
ビックリするような釣果に恵まれましたが、
気持ちがすっきりしなく素直に喜べないですが、
すこしでも自分たちの気持ちや力がいろいろな人に少しでも届いたら・・・と願っております。

サム山岡の一言

今回の震災に関してまだまだ予断を許さない状況です。
人それぞれ立場も違えば考え 方も違います。
直接的に被災していなくても、間接的に(程度こそ違え)みんなが被災者でしょう。
程度の軽い人が疲弊してしまえば復興はおぼつかなくなります。
節度を保って行動すれば良いのではないでしょうか。
一日も早い被災者の、特に子供達、若 い人の笑顔が見たいものです。
それまで本気で笑えません。

釣れた、釣れたといってこれぐらいでシッポを振って喜んでいてどうする。
もっと良 い日が必ずこれからも来ます。
お休みと合うかどうかが問題ですが、これは運次第。
せっせと働いて釣りに行く余裕を作って下さい。
復興のために。