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- Date:
- 2018.5.17
- Place:
- Lake Biwa
- Angler:
- 宮川さん
- 時間:
- 深夜
- スタイル:
- 陸釣り
- 天候:
- 曇り
- 気温/水温:
- 不明
- 風向き:
- 南風微風
- 水面状況 :
- 凪、時折やや波立つ
lure | suming-70SP |
---|---|
釣果 | バス 1 fish ハス 1 fish ニゴイ 1 fish |
最大 | 59cm・3465g |
今日は釣るまで帰らんぞ。そう思えるだけでも良い日の証なのかもしれません。出発して琵琶湖に向かう途中から、暗い夜をいっそう暗くする、地上に蓋をするかの様な雲。湿った空気は、湿度が高い程度なのか、それを超えて蒸気が見えているかの様な空気感でした。今日はエエ。何より、この日に多忙の間隙をぬってどうしても行きたかったのは、5月17日は自身最大サイズのバスを釣った記念日だったからです。奥さんとの記念日はすぐに忘れるというのに、誠にひどい男です。良さそうと思ったものの湖に出ると、そこにはベタ凪の水面、対岸の点滅灯だけがやたらと晴れがましく釣り人を迎えました。魚っ気があれば見つけやすいとも言えますから、テンポよく広範囲を釣り歩き見回って、やっと反応のあったのはハスでした。波打ち際と平行近くに投げてハスが釣れるとは、なんだか季節が進んだように感じて嬉しく眺めます。しかし蒸し暑い。車移動、徒歩移動を繰り返して流れ込みでニゴイを釣り、また移動。ひぃ君も、加ト吉君も、カナ吉君も釣った。「俺に釣れてくれるバスはどこだ…」と何度も独り言。聞こえた自分の声に「釣れるまでやったら釣れる。今日は釣る」と心で返答するのでした。日が変わって深夜になる頃には、気温も下がり、そよ風程度は吹いていて心地よい状況に。そして「釣るまで」とはいえ、体力の限界もある訳で、最後にあそこだけ寄って終わろうと向かった浜でのことでした。良くは見えていませんが、自分の好む地形変化があって小魚の魚っ気もあります。コース取りだけのトロ巻き・タダ巻きで、向こうに投げて狙いの場所をミノーに通過させる。その狙いでの2投目でした。ゴッ!というあたりからいきなりの締め込み、おそらくはそこでサミングを襲って反転ダッシュ。デカいぞ、強い、ニゴイかも?と思いながらロッドを立てて浜を横へ移動して引きながら溜めると、ジャーーンプ! ごっついバス。少し寄せられては沖へと突っ込み、ロッド負荷が強くなると浮いてジャンプ! これを4回繰り返して岸に近くまできたところでドラグをさらにゆるめて対応します。波打ち際で何度か突っ込みを堪能させてもらって、最後は横をむいて浜へあがってくれました。うわ…楽し… 久しぶりの良型バスと、こんな釣れ方で会えて、気に入った道具たちの長所がでて、最高やんか…とそのまましばらく写真撮影をしました。ラインがザラザラになっているのに気がついて、やっと持ち上げたバス。この唇の掴みごごち、重量感、うわ…楽し…と、またもやジーンときます。息子のように膝までは震えてくれず、少し寂しいですが大感動です。重さ3465g。終わりよければ全てよし。来年からは、5月17日・18日と連続の記念日となる釣りができました。ありがとうございました。以上、先日のひぃ君のレポートが面白かったと好評なので、ライバル意識を燃やして一生懸命書いてみたオヤジレポートでした。
sum山岡の一言
これは嬉し困った、来年も5月17日は外せんなあ。ありがとうございました。