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- Date:
- 2019.3.17
- Place:
- 九頭竜川
- Angler:
- saddaさん
- 時間:
- 6時〜7時
- スタイル:
- ウェーディング
- 天候:
- 曇り
- 気温/水温:
- 気温:4度 水温:4.9度
- 風向き:
- 不明
- 水面状況 :
- 不明
lure | SUM VIBrstion 13G |
---|---|
釣果 | 1 fish |
最大 | 57.5cm |
今日は何だか予感がしていた。いつもの期待感とは違う予感。前日にTO氏が獲っており情報も万全だったし、前回釣行で得た重鎮勢からのアドバイスもあり、サクラを始めて13年間、釣れなかった理由が明確に解ってきた。アドバイス通り早めに現地に着き河原で夜が明けるのを待つ。場所は前日にTO氏が釣ったまさにその場所。辺りが明るくなったと同時に釣りを開始する。今日はピンポイントでここという約10メートル程度の範囲を流す。ゆっくりと丁寧に流れの筋をサムバイブで通す。そして3流し目、ここしかないという場所が絞れイメージ通りにターンさせゆっくりと回収していると浮き上がってくるサムバイブの後ろに銀色の影が付いている。そして目の前で瞬く間にサムバイブに食いつく。しっかりとフッキングを入れロッドを寝かせてランディング態勢に入った時、バキッと甲高い音とともにロッドが折れる。現実を理解するまで数秒かかっただろう。放心状態でロッドティップを持つとまだ魚は付いている。必死にラインを手繰り寄せていると通りすがりのベテランアングラーが流石の冷静さを持って自らのネットでランディングしてくれた。嬉しさがこみ上げる前に今日までのプロセスを回想した。結局は自分だけの力で釣ったものではなかったと過去を噛み締めていると、周りにいたアングラーが自分の事のように祝福してくれた。これが一番嬉しかった。サクラという魚は本当に不思議だ。この1匹にはたくさんの人との出会いがあり、そしてこのプロセスに関わってくれた人達には感謝しかない。サクラという魚はそういう魚なんだなと感じた。今回は沢山の学びを得ることができましたが、まだまだ勉強が必要です。ありがとうございました。
sum山岡の一言
ようやく念願のサクラマスですねえ、おめでとうございます。例年になく今年は早い時間帯に釣れていますね。渓流の餌釣りを20年ほどやった終盤の頃の早朝、いち早く岸際に立つのを止め、少し離れた位置から岸際に餌を流すと食いつきました。サクラマスも夜は流れの緩やかな岸近くで休んでいるのかも知れません。ありがとうございました。