fishing_report

Date:
2023.12.18
Place:
Lake Biwa
Angler:
ゴンさん
時間:
22:00〜4:00
スタイル:
陸釣り
天候:
曇り
気温/水温:
不明
風向き:
無風→北東より微風
水面状況 :
ベタ凪→小波
lure Lipless suming-70SP
釣果 2 fish
最大 59cm

最近ようやく冬らしい寒さになってきたので、今期の冬は今までとは少し違った攻め方を試してみようと、いつもは滅多に使わないリールとラインを巻いて琵琶湖へと向かいました。いざポイントに到着し、ドキドキしながらの第一投。その一投目いきなりに、もう絶対に修復不可能な大バックラッシュ。この日メインで使用するはずのリールが終わってしまい、意気消沈してこの日の釣りを諦めて帰ろうとしましたが、「いや、せっかく琵琶湖まで来たんだから、冷静になって、今日はいつもの釣りを納得できるまでやろう」と、予備のリールに付け替えて場所も移動して仕切り直します。しかしながら、予備のリールに巻いてあったラインがヨレヨレで巻く度にゴリゴリして気になります。しかも、最近購入したばかりの新品ホヤホヤのラトリン・チャンクを根掛かりでロストしてしまい、これまた精神的に大ダメージを食らってしまいました。これで本当に、この日の釣りを諦めようかと考えましたが「いやいや、我慢,我慢。落ち着いて、じっくり釣りをしよう!」と自分に言い聞かせ、釣りを再開。「今日は何だか釣れる気がする。そして、ルアーはリップレスサミング70SPだ。そう信じて投げ続けよう!」と、自分に言い聞かせながら琵琶湖・北湖の浜を釣り歩きます。それからかなりの間、何も無い時間が続きますが、日を跨いでしばらく経った夜更け時。それまでずっと“ベタ凪”だった湖面が少し波立ってきました。「このタイミングを逃してはダメだ。最大限に集中して!」と、意識しながらキャストしたルアーが着水してわずか。水面下で『ガバッ⁉︎』と魚がルアーに喰いついた感覚が⁉︎
「ついに魚が来た‼︎」と、思ったのと同時に力強い引きが。必死でやり取りして釣り上げた魚は48㎝のコンディションの良い個体でした。「なんとか今回は魚の顔が見られたなぁ」と、ほっと安堵するとともに、なぜか「この後も、今夜はまだあと1匹出せそう」と、根拠もない謎の確信というか予感がして釣りを続行します。しかしながら、最近は長時間の釣行をしてこなかったので、足の裏やふくらはぎが痙攣してつり気味になり、軽く“こむら返り”を起こしたり、背中が痛くなり、ルアーを力一杯キャストするのがしんどくなってきました。そうするうちに、もうしばらくしたら朝を迎えようかという時間帯に。「ああ、そうそう上手くはいかないなぁ」と、いつものように疲労困憊で帰る事になりそうだと苦笑いしながら、でもまぁ自分らしいなぁと、ある種の満足感を得ながらも、「そろそろ終わらないと本当に(疲労で)帰れなくなるな」と思っていたところへ、“朝の始まりの風”というのでしょうか?沖から波が打ち寄せて来ました。「あ、これは最後のチャンス。希望だ」と、最後の力を振り絞って沖へとルアーをキャスト!リールを巻き、少し先に着水したルアーが、静かに泳いで向かって来ます。「ああ、今夜の釣りも終了だな」と、思ったその時⁉︎手前まで帰って来たルアーに、大きな魚が“もんどり打って”喰いついて沖へと反転したのが見えた‼︎(気がしました)「最後に本当に来たっ‼︎」
と、めちゃくちゃ感動しながら魚とのファイト開始です。沖へ沖へと逃げようとする魚の引きが、竿と糸を通して腕に伝わって来る。それはグイグイと竿を絞り込んでトルクフルでとても重い。しかし、「大丈夫、この“サムスティック”の力を信じてやり取りすれば必ず獲れる‼︎」と、今回はドキドキしながらも、なぜか確信に満ちて比較的落ち着いてやり取りできました。そうして岸に上がって来た魚体を見た瞬間、あまりの太さと大きさに驚きました!興奮と緊張に震えながら下顎をガッチリ掴み、「これは(60㎝)イったやろ〜⁉️」と、ドキドキしながらメジャーで計測したところ…1㎝足りず、の59㎝でした。
しかしながら、餌をたらふく食べて丸々と太った、そして、美しい魚体。もう、これ以上の喜びは有り得ません!今回の釣行は出だしからトラブル続きでしたが、なんとか最後まで諦めず、琵琶湖とサムルアーズを信じてやり切れました!そして、素晴らしい感動を与えてくれる、雄大な琵琶湖の自然に感謝です。

sum山岡の一言

ドキドキしながらの第一投。その一投目に、と読んでて「ヤッたか!」と思っていたら違った、、、しかしその後の見事な結果に僕は喜びました。お腹ポンポンで無傷の体は見ていても嬉しいですね。皆さん寒い中この一匹を釣るために琵琶湖へ通うんです。ありがとうございました。

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sum