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- Date:
- 2024.7.18〜19
- Place:
- 南アルプス源流
- Angler:
- saddaさん
- 時間:
- 朝〜夕
- スタイル:
- ウェットウェーディング
- 天候:
- 曇のち晴れ
- 気温/水温:
- 気温:最低12度・最高22度/水温:8度
- 風向き:
- 不明
- 水面状況 :
- 不明
lure | S45cw リアルキャタピラー |
---|---|
釣果 | イワナ10匹超 |
最大 | 29cm |
そこに行く価値はあるのか。荷物を満載したザックを背負いGPS上12.3kmの登山道を行く。目指すは聖地。途中崩落した道を巻きながらの3時間。ようやくそこに辿り着く。小屋番さんが言うにはかなり渋いようでルアーはボウズもあるらしい。激しいネガティブに苛まれながら明日に備える。翌朝からは全開モード。本流域から源流まで一気に釣り登る。完全ネイティブな魚は極めて警戒心が高い。かつ釣り人も多くそれを加速させている。確率の高いポイントを選択し、しっかり距離をとると魚は出てくるが、いかんせん喰いが浅くサイトでないとフックアップ出来ない。多くの魚は岸際足元でのバイトであった。ただ今回主力のリアルキャタピラーは魚のスレも見切りも遅く、厳しいコンディションを緩和する効果を十分に発揮した。稀にドライフライの様な出方もあった。ちなみに光り物を入れたり、流れに逆らった流し方をすると魚はすぐさま散って二度と出てこない状況であった。そして今回メインの源流域。標高2000mのベース地点から標高を300m程上げたエリアから反応が濃くなり良型在来種を理想的なプロセスでキャッチ出来た。ドリフトからのバイトは快感。そしてルアーを呑み込まんばかりのバイトはリアルキャタピラーならではの効力と言えるだろう。天然魚との対峙はかなり難易度が高い。決してパラダイスではない聖地に何を見出せただろうか。そんな回想を巡らせながら山を下りる。こんな苦労してまでそこに行くのか?もちろんまた行くだろう。
sum山岡の一言
ザック担いで3時間の山登りは早く釣りをしたい人にとっては辛いです。僕も一度そんな釣りをやってみたかったです。キャタピラーカラーご使用頂きありがとうございます。バス釣りでサイトでないとフックアップ出来ない経験が、みごとにフックを素早く吐き出していました。35cm以下ですがその後サイトで連発したことがあります。