5/10~ |
スコットランド |
時間 | |
釣り人 | M家御夫妻 |
スタイル | 陸釣り |
天候 |
気温/水温 | ℃/℃ | |
風向き |
水面状況 | ||
ヨーロッパ特派員M家嫁Sコです。スコットランドはグラスゴーでお仕事があったので、その後にウイスキー好きの友 人Y君を連れ、レンタカーでスコットランドの西側にあるアイラ島というスコッチウイスキー発祥の島に行ってきました。お昼にグラスゴーでレンタカーを借りて出発。3時間半かけて海沿いを走り続けるとようやくフェリー乗り場に。フェリーに揺られること1時間半。島に着いて宿泊先の家のあるボウモアーの町の港にたどり着いた頃にはもう夜の9時でした。美しい夕焼けに照らされるボウモアーのウイスキー工場。はじめて飲んだウイスキーがBowmoreボウモアーだというY君は感無量 。私は魚がいないか海を凝視。その日は早めに就寝し、翌朝。締切りに追われパソコンに囓り付くY君を残し、二人で川が海に流れ込むポイントに。車の前を横切るヒツジ、ウサギ、キジ、シカ、またウサギ、ヒツジ、キジ、ウサ……車を止めて朝日に照らされる牧場を横切り、たどり着いた河口。おお!水がまるで薄いコーヒーみたいな色。なぜ?川はライセンスがあるかもしれないので、海側で早速釣りを開始。2時間ほどでM家君がブラウントラウト5匹ゲット。サミング70Sで釣った1匹はなかなかのサイズの銀化したシートラウトだったのでお持ち帰り。宿に帰るとY君がまだ仕事に追われていたので、朝ごはんを食べて二人でフィッシングライセンスの協会に。見た目は普通 の一軒家、窓には犬。ドアを開けるとお姉さんが二人デスクワークをしています。スコットランド訛りに苦労しながらライセンスについて尋ねると、湖は10~15ポンド、しかしフライフィッシングのみだそうです。オーストリアの悪夢が蘇ります。やはりヨーロッパはルアーに厳しい。しかし海釣りは何の制限もないそうです。へ~じゃあ川は?と尋ねると川は今季節じゃない。とのこと。今朝の感じでは、うようよいそうだったのに?じゃあ川での釣りは違法なの?と聞くとそんなことはない、ただ魚はいない。と言うのです。??と、なりながら車を走らせ、島の北の方を散策。途中の小川にsuming-50cwを放り込むと2投目で綺麗なブラウントラウトが。やっぱりいる、しかも沢山。しかし海ほど大物が狙えるわけではなさそうなので、海を中心に狙うことを決定。その後、仕事を中断したY君とArdbegアードベック(超スモーキー)とLaphroaig ラフロイグというウイスキーの蒸留所にも行きました。茶色い川の理由が判明。スコッチウイスキーの麦への香り付けの工程に使われるアイラ島の全土にあるピート(泥炭)が川に流れだしているそうで、それがブラウントラウトの成長にも良いそうです。なるほど~。翌日は朝から北の先端のポイントに。辿りつくとそこは津軽海峡冬景色、の様な大荒れの海サラシにもほどがあります。見ているだけで足がガクガクです。泣く泣く諦め、また途中の小川にsuming-50cwを放り込むと直ぐに小さ目のブラウントラウトが釣れます。さっとリリース。午後から3人で島の西側にあるBunnahabhainブナハーブンCaolilaカリラという蒸留所へ。そして南に移動して良さそうな湾があったので車を止めて竿を持って降りると、丸くて黒いものが浮いています。いや動いている、あ!アザラシだ。可愛いなあ~と思っていられたのは初めだけ。後々彼らは釣り人の敵だということを思い知ることに。目の前を右往左往する彼ら。そんなわけでボウズ。 |
lure |
suming-70S suming-50cw | ||
釣果 | シートラウト&ブラウントラウト |
最大 | シートラウト
43cm |