sum minnow
Special Number
LD series
バス釣りを始めた頃はワームとトップ系のみのような状態で遊んでいました。
しかし、ある出来事からワームとは決別し、
プラグのみで釣りをすることになります。
その当時、ミノーも少々作っては使っていましたが、
制作技術が未熟であった事と釣り方も未熟であった為か
思ったように釣れませんでした。
トップに反応のある5月~11月には
ファットペンシル一本で年間500匹位は釣り、
一日に40アップが一匹位は混じる、琵琶湖の黄金時代でした。
しかし、1年の間の10ヶ月、毎週行くとなると
良い日ばかりではないので、当然苦しい。
そこでミノーの充実に取り掛からねばならなくなったのです。
ミノーは大きく分けて2系統を作り続ける事になり、
その1つがLD seriesと言う訳です。
サムルアーズミノー第一弾の原型 LDF-65。
1994年に制作し、現在でも現役で活躍中。
しかし、既に新品は少なく、根掛かりのない所で14ポンドのラインにて使用。
この頃よりアルミ張りに飽きてきたので
タックルボックスの中が楽しくなるようにと制作。
又、アルミ張り仕様との釣果比較もある。
LDF-65のシンキングバージョン、LDCD-65、1994制作。
95年、木の浜で50アップを僕が、
96年、高島にI氏と釣行に行き、I氏が53センチ位の肥えたバスを釣りましたが、
動きが少々堅いので、その後ほとんど使わず。
LDシリーズ最小モデル、1996制作。
スピニングタックル用として制作。
普段の釣行で使用することはありませんが、
管理釣り場などでは丁度良いでしょう。
琵琶湖ではブルーギルの激しいバイトに遭遇する可能性大、と社員B。
制作当時のスタンダードLDF-8、ペイントモデルは1994制作。
(右はLDF-65)
カラーバリエーションもかなり豊富。
5,6年前に社員Aが初めての50アップを釣り上げたルアーは、
まさしく、LDF-8!!
二日続けて50アップを上げ、他にも50弱など良型も上げました。
あの時の感動は今でも鮮明に残っている、
ウィードエリアでのスローリトリーブが炸裂!と社員A。
LDF-110、1995年頃制作(右はLDF-65)。
非常に正確に動き、飛距離も申し分なし。
サム山岡が愛用しているのはホワイトカラー。
最近は開発中ルアーのテストや販売製品の検証の為、
出番はありませんが、夕方(昼からしか行かない)に良く釣れます。
ペイントカラーは光り物に負けません。
数多く制作した中には失敗作もあります。
写真手前はLDF-8のボリュームアップ改良型?
何故か使用せず。
尻ブトタイプへの流れ
LDF最初期モデルと言えるLDF-140、1987年頃制作。(手前はLDF-65)
エラの模様が旧タイプ、sumのネームが入りだした頃。
LDF-140のオイカワカラー、1990年頃制作。
エラの模様も変わり、技術的進歩も見て取れる。
フックの位置にも変更があり、手前はベリーアイが2カ所に
1987年頃制作LDF-140に比べ、奥はベリーアイが前に移動している。
LDF-110最初期モデル。上が1989年、下が1991年制作。
アルミ張りとアワビ張りオイカワカラー。
写真では解り難いですが、テールが少し太くなっています。
1991年制作、LDF-120。(右はLDF-65)
御覧頂ければお解りのように、随分と後期モデルに近づいてきました。
テールもかなり太めにデザインされています。
91年の10月3日は石田川河口では
昼から5時間足らずで100匹以上のバスが
ミノーのテストをしながら釣れました。
良く釣れたので画家のK氏に伝えると早速行ったようで
夕刻40~48までが入れ食いとなり、
腕が上がらなくなったそうです。
そして、その時彼が使用していたミノーが、このLDF-120です。
LDF-80、1992年ペイントタイプを制作する前のアルミ張りタイプ。
右はアルミ裏張り、サム山岡が最も気に入っているもの。
スペアが無いので引退させています。
それと手前は、リップの大きさと角度を変えて
潜行深度を多少大きくしてあります。
写真上の他にもアルミの裏表、カラー違いなど
数種類存在します。
LDF-150、1986年制作。(手前はLDF-65)
知人のN氏より遠投性能に優れたシ-バス用ミノーの制作以来があり
6本制作した内の一本です。
残念ながらシーバスに対してはさしたる効果無し。
第一重すぎて使いづらいと思います。
只、後日琵琶湖でバスの40アップが入れ食ったらしいのです。
当時の琵琶湖ならありえますが、どの様なタックルで挑んだのか・・・。
聞くをの忘れてしまいました。
ハスを食っているバスには効果があるのかもしれませんが、
なにせ重いので僕は使ったことありません。
でもキャスティークはもっと重い。