サム山岡が考えるファットサムのコンセプト
十分な飛距離をかせげること
遠くへ飛ばすことが出来れば、遠くの魚が釣れる。
近くの魚も釣れる。
陸釣りにもボート釣りにも有利。
ワーッ 向こうでボイルしてる!・・・
着水時に潜りすぎず、
適当な浮力を備えていること
着水時に上手くサミングしても
潜りすぎると・・・障害物に引っかかります。
それに魚が驚きます。
(上・これぐらいなら上出来、比べてみて下さい)
ルアーのサイズと魚のサイズの関係にもよりますが
基本的には潜りすぎないこと。
適当な浮力を備えていないと
水面に頭を出すのに時間がかかります。
着水音一視認性にも大きく影響します。
着水音が出来るだけ静かであること
多くのトップウォーターファンや
フローティングミノー
フローティングワーム等の釣りでも
ポチャン、ガバッ の経験者は多いと思います。
例外を除いて
着水音は静かでソフトにが基本です。
(上・理想の着水)
常に着水地点下に魚が居ると思って投げて下さい。
ドキドキ感が違う。
着水から最初のトゥイッチで
釣果のうちの4割~5割を釣る気持ちで。
只、風が吹き初めで少々きつい時や、 高活性の時は
着水と同時か、少々早めにアクション入れて
水面を飛ばすくらい、そしてめちゃめちゃ早めに
トゥイッチして時々止めてみて下さい。
この時の出方はスゴイので面白いぞ。
風や波が好きになる。
最初のトゥイッチに対して
ドッグウォークやスライドの体勢にならないこと
最初のトゥイッチで
水面及び 水面下で頭を振りすぎると
障害物のある状況下では
フックが絡んでポイントをつぶしてしまいます。
静かに着水させて数秒~10数秒待って
軽く"こんにちは"と
挨拶するだけで十分です。
私がアシやクイ周りで本気で釣る場合は
ほんの少しずつだけしか動かしません。
こんな感じの釣りは
別にファットサムでなくても同じで
貴方の持っている ポッパーでも
フローティングミノーでも
ペンシルでも関係ありません。
多少の波風や水流及び
早いトゥイッチに負けない安定性を備えていること
少々荒れ気味の天気や
流水なんかに負けていては勝負になりません。
食い気の出ている状況や
食い気のある奴が居るような流水の状況下でも
出来るだけ安定した動きがでる方が。
仮に不安定なルアーで 同じように釣れたとしても
面白くないでしょう?
使っていて面白くないなら
釣れても面白くないと思うんですがね。
ダイヴィングすること
相手がクイックな時や
ダイヴィングさせた時にのみ
バイトがあるような時の為に
又、逃げまどう小魚を表現したい時の為に
必要なのです。
このようなときにも、安定性と浮力のバランスが
大切な要素となります。。
視認性がよいこと
ルアーの静止状態の時や
動作状態に入ったときにも
出来るだけ見えた方が楽しいじゃないですか。
だから出来るだけ
視認性のよいカラーにします。
ロッドワークに忠実に反応し
プラグ自体が
釣り人の意に反して動かないこと
楽しく釣ろうとする意志が強ければ強い程
ルアーと釣り人のロッドワークが
一体化する必要があります。
釣り人の意志に反してルアーが動いて
魚が釣れてもそれは�T釣れてしまった�U。
今後発表する全てのルアーは
出来る限り釣り人との一体化に近づきます。
ボディーが丈夫であること
丈夫であることに越したことはありません。
泳ぎに対して限界近くまで
肉厚は大きく取りました。
以上がファットサム制作コンセプト。
サム山岡の独断と偏見。
話は変わりますが、サム山岡釣行記で述べた通り
スーパースプーク買ってきました。
数日机の上に転がして見ていたのですが
4日程して裏の川で泳がしてみました。
スゴイの一言。
バスボートに乗って
ミディアムクラスのロッドで
10月~12月の初旬ぐらいに
ガンガン投げてみたい気にさせられました。
特別大きいと思えない動きで非常に面白い。
やる気にさせる素晴らしいルアーです。
貴方がバスボートのオーナーなら
広い範囲を根性出して投げてみたらどう?