fishing_report

Date:
2019.10.9
Place:
北海道の川
Angler:
TOさん
時間:
7:00~15:30
スタイル:
陸釣り・ウェーディング
天候:
曇りのち晴れ
気温/水温:
気温:12~15℃/水温:14~17℃
風向き:
西側から
水面状況 :
泥濁り
lure SUM VIBration SS
釣果 1 fish
最大 100over

さて、つづきです。微細な釣れる要素の交点が一致した僅かな一瞬のデカ(大物の)バレで燃え尽きて灰になり、その日の夜、「まだ2日ある!」ではなくて「まだ2日もあるの・・・?もうヤダ。」と心境の変化が。しかし心は嫌がってもam4時に起きて5時には流れの具合を睨むアホが翌朝の川辺におりました。で、特に期待も変化も異状も無く夜になり、明けて最終日の早朝、「この感じはアッチの水系へ行けば確実に・・・そしてあれよあれよと10箇所目、14時。残り時間僅か。ある一点が気になってしょうがないので終わりの踏ん切り付かず。濁度の激しい部分とそうでない部分の交わり方、それについ先程まで反転してた流れの向きが変化してる・・・?。14:30。動くかもしれん。残り時間を気にしながら300m強の範囲を偵察。ココかな?と位置取り決定。諸々考慮してカラーとフックバランスが違う物に変更。偶然にもデカバレしたSUM VIB SS。ココかな?違うか。ほいじゃコッチ。あれ?おかしいな、ココの筈、と同コースで少し距離を変えた2投目、トラウマになった2日前の時の様な、一瞬の「?」という感触の後に急撃な衝撃。少し耐えて首振りの様子からして、これは確実に越えとるな、と。しかし先日と違って主導権が取れるサイズに感じたので少しリフトすると、げっ、上顎ド真ん中の歯の中心部分に掛かっとる(つまり、貫通していない、又は出来ない)・・・下手に扱うとポロッと・・・あ~~やめて奥さんちょっと落ち着いて・・(抵抗の仕方と体型・体色からして雌)。まずいなー、もう帰らんとイカンし、これ外れたら今度こそ廃人化決定必至。割と慎重に2~3度ターンさせて馬鹿デカネットに滑り込ませてフィニッシュ。もう時間がない。感慨に耽る暇も無く、素早く撮影している最中に派手に暴れて自分でお帰りになりました(重量10kg程)。そして「もう1本、大きい方の旦那様が居るんと違うか・・・?」悪魔の囁きに、か、体が勝手に動く、やめろぉ・・。少し移動して、ん?、バイトした?。いやいやいや、底に擦った事にしとこう。悪魔を振払いながら足早に脱出(しかし10m行ってはまたキャスト)、そのまま帰路へ。飛ばす事もなく安定したペースで予定通りの時刻に港に到着すると出航1時間遅れのアナウンス。もう1箇所行けたやんか・・。デカバレの時点で終った年ではあったので、最後はオマケみたいなものなのか、最終回裏逆転ホームランなのか、はたまた大型が多かったサケ釣りにシフトした方が良かったのか、色んな魚種を狙った方が良かったのか、僕には分かりませぬ。最後に釣った場所は到着初日の水が全く無い時に他の場所と同じく底と岸際の地形は丹念に調べておいた場所で、6年程前にある事を学んだ場所でもあります。ここ数年は植生等の変化で当時の様子は見る影もありませんでしたが、ダメでも見ておくといい事あるかもしれない、という事です。

sum山岡の一言

ベテランと言えど迷いはある。出航の時間は近づき焦る気持ちを抑えやりましたねえ。おめでとうございます。ありがとうございました。

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sum