fishing_report

Date:
2022.1.30
Place:
浜名湖
Angler:
kobayashiさん
時間:
17時30分〜19時
スタイル:
ウェーディング
天候:
晴れ
気温/水温:
気温4度前後
風向き:
北西4m
水面状況 :
中潮 上止まり〜下げ 少々荒れ
lure PROP DROP
釣果 2 fish
最大 20センチ

天竜川ニジマスにてプロップドロップの練習をしてある程度手ごたえを感じたわけだが、ソルトゲームではどうだろうか?この日は天竜川にてsuming-50cwSを用いてキャッチ成功したため、短時間で上がって浜名湖へ向かった。上げ止まりからエントリーして下げに潮が変わったタイミングにてシーバスを…と思ったのだが、到着した時点で既にポイントは満員御礼状態。仕方なく空いてる他のポイントへエントリーしたのだが、シーバスが入ってくる可能性は低いところ。下潮が効き始めてのセイゴのボイルすらなく、プロップドロップにてボトムから中層を念入りに探る。地形変化があるエリアを中心に、ロッドワークでレンジキープ+小さく縦のトゥイッチを入れていくとひったくるような強いアタリが。しかし乗らなかったので、もう一度トレースすると…ヒット!アタリ方からシーバスと思っていたが、ヒットしたのはまあまあなサイズのカサゴであった。もう1尾、小さいカサゴを追加したところで魚の気配が消えてきたので、早めの納竿。ジク単でワームを使用すれば追加はおそらくできただろうけど、プロップドロップでキャッチしたことに満足感から深追いはしないで終えた。今回で気になったことはカサゴのバイト。この時期、水温低下とアフター個体が多いことから、カサゴはもじるような繊細なアタリが多く、ジク単で狙っても慎重にワームを口に吸い込ませてヒットまで持ち込むのに時間をかけることが多い。しかしプロップドロップではシーバスと勘違いするくらいのひったくるような深いバイトを得たわけであり、このルアーが持つ独特の集魚性があると感じた。おそらくであるが、フロントのペラから出る波動から良反応に繋がっているのであると想定されるが、流れに弱くて浮き上がってしまうのが難点。今回入ったようなポイントのような流れが速いエリアでは、この難点をリールを巻いてリトリーブするのではなく、ロッドワークでドリフトとトゥイッチでレンジキープが上手くできたことがヒットに繋がったのだろう。どんなルアーでも「いつ、いかなる状況でも必ず釣れる」ということはない。難点は必ずあるわけだが、その難点をしっかり考慮してカバーすれば、今回の様な釣果に結びつくことができる。独創的なコンセプトにて使い方次第では大きな可能性を持つルアー、それがプロップドロップなのだと再認識した夜となった。

【タックルデータ】
ロッド:ヤマガブランクス ブルーカレントIII 76stream
リール:ダイワ 13セルテート2510R-PE
ライン:ヤマトヨテグス PEレジンシェラー8 0.6号 12lb
リーダー:ヤマトヨテグス フロロショックリーダー 7lb
スナップ:ヤリエ イージーラインスナップ サイズ0
ヒットルアー:サムルアーズ プロップドロップ(42mm/6.5g)
フック:オーナー カルティバ STX-38 size12

sum山岡の一言

プロップドロップを流れの中の深いところの獲物を狙うのは腕とタックルを選ぶと思います。リーダーにシンカーを噛ますのもロストを考えるとやりにくいでしょうしね。短所が長所でもあるのでプロップドロップとこれからも付き合ってやって下さい。有り難う御座いました。

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sum