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- Date:
- 2024.6.19
- Place:
- 木曽源流
- Angler:
- saddaさん
- 時間:
- 13時〜15時30分
- スタイル:
- ウェットウェーディング
- 天候:
- 晴れ
- 気温/水温:
- 気温:17度/水温:9度
- 風向き:
- 不明
- 水面状況 :
- 平水
lure | S45cw |
---|---|
釣果 | 3 fish |
最大 | 25cm |
本当に便利な世の中になったものだ。国土地理院の地図を読みスマートフォンのGPSアプリにファインディングしたルートを入力する。もう40年以上前になるだろうか。その時その沢にはイワナが湧くほど居た。本日の狙いは昨今ブームのヤマトイワナ。いわゆる在来種だ。入渓場所から目的の沢までは地図上約2km。あくまで地図上だ。GPSをオンにし山道を進む。地図上存在する山道も予想通り崩落により所々道が途切れている。紆余曲折の後、ようやく沢に到達する。早速釣り始めるが真っ昼間ということもあり反応は皆無。数百メートル釣り上がりやっとチェイス。見えた魚体は間違えなくヤマトだ。すると水音が大きくなる。左上に目線をやると何と滝。20mはあるだろうか。ちなみに地図には未記載だがGPSアプリを見ると等高線が沢を横切っている。これはルートファインディングのミスだ。諦めて引き返そうとすると左岸に高巻きが出来そうなルートを発見する。覚悟を決めてよじ登ると意外にも容易に滝を越えられた。そしてここから魚影が急に濃くなる。チェイスはあるがネイティブだけあってかなりセンシティブ。なかなかバイトに至らない。アップにて狭いスポットをファストリトリーブで流すとようやくバイト。焦る気持ちを抑えて慎重にキャッチした魚は美しい在来種。その後さらに支流へ入り2匹追加。恐らくこれは時合い。もう少し時間が遅ければ下流部でもキャッチできたであろう。本日の目的は達成できたし退渓にも時間がかかるので今日はこれにて終了。まだ上流域もあるので次回の楽しみにしておこう。放流事業が活発化する近年、やはり在来種オンリーの沢は稀有な存在で非常に貴重だ。自分の印象としてヤマトイワナはラスト5kmがキーだ。そしてそのラスト5kmには道無き道もあり走破に少なくとも1時間以上を要する。もちろんそこは熊等動物の行動領域範囲内になる。ご挑戦の際は熊鈴はもちろんカウンターアソールト等の装備、そしてGPSは必須です。万全の装備の上トライして下さい。そこでしか会えない魚とそこでしか見れない美しい風景がきっとあります。
sum山岡の一言
石の色とヤマトイワナの分布は関係があるのでしょうか。知りたいです。雨雲レーダーが便利で助かっていますが、空を見て、風を受けて、匂いをかぐ事もあります。観天望気なんていう言葉も死語になるのかもしれませんねえ。裏の高野川へ上流から鹿が下りてきます、そのうち熊が下りてくる。そんな事は無いと思いますが、、、。ありがとうございました。