プレッシャーを与えず、悪天候下のドシャローエリアを攻略。

オリジナルのSRタイプを元にドシャローエリアの攻略を目的として作られた"DUCK-SSR"。
制作当初よりスポーニングシーズンのバスに効果を発揮していました。

Original Balsa Model. DUCK-SSR（199?）

オリジナルのSRタイプでは攻略の難しい水面直下から水深約50センチを使用範囲としています。
SRタイプに比べ約0.5グラムの軽量化により浮力を増した分、ドシャローエリアでの効率的なトレースが楽に行えます。
軽量化により若干の飛距離減少にもつながりますが、ベイトタックルでも十分キャスト可能な飛距離と飛行性能を備えています。
ウエイトはSRタイプと同じく中央重心固定型ですが、動きは表層域の使用を考えて若干アピール力を増しています。
また、ハイプレッシャー、タフコンディションで好結果を生む人気のノンラトル仕様であることもチャンクシリーズならではの特徴です。
現在もSRタイプと共に全国で数多くの好釣果を生み出しています。

How to use.

軽量化による着水音の静かさを利用し、着水後には数秒待って少し誘いをかけることが有効です。
そして、ストラクチャーの際では、コトカスと同様に移動距離の短い水面もがきアクションが可能で、水中に於いても移動距離の短いトゥイッチが行えます。
また、広範囲のドシャローエリアを素早く探る場合や強風、向かい風の条件下では、 コトカスやサミングよりも飛距離が稼げ、引き抵抗もはっきりとしているので、アングラーに与えるストレスは軽減されます。
フィールドの状況、魚の活性によってリトリーブスピードを調整することで、釣果を大きく左右することがあります。
ロッドを立てて、もしくはデッドスローリトリーブによる水面直下の攻略でも、SSRはアングラーの手元に適度な振動を伝え、扱い易さと安心感を与えます。
ナイトフィッシングなどでは魚の活性、フィールド状況によるコトカスとの使い分けをお試し下さい。