Lipless suming-70SP
Length | 68mm |
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Weight | 約6.9g (suspend) |
Hook | F#6、R#8 |
price | ¥1600-(税別 ) |
Made in Japan.
※製品の価格、仕様に関しましては予告無く変更される場合があります。
スナップを利用した接続を行う場合は、トップアイのリングを外してから御使用下さい。
動かぬ 強み
ウォブル&ロール、タイトに動く、移動距離が短い、波動等・・・。 アングラーがフィールドにおいて安心感を得るであろうその動きをこのリップレスサミング70SPはほとんど持ち合わせていない。 しかし、ルアー自体がアクションを生み出す事が必ずしも良い結果生み出すとは限らないのも事実だ。 リップレスサミング70SPはその事をはっきりと立証するアイテムとして生まれた。
盲点を突くサスペンドタイプ
リップレスタイプのミノーと言えば決まってシンキングだ。
起源となるサム山岡ハンドメイド、リップレスタイプのジグミノーがそうであったから仕方がない事かもしれない。
(サム山岡ハンドメイド 左がジグミノーオールドモデル、右がSUM JIG M-75 いずれもシンキングタイプ)
使用するフィールド条件に合わせて生まれたのがサム山岡のジグミノーであるが、リップレスミノーにとって必ずしもシンキングタイプが理想的だとは限らない。
浮きも沈みもせず、左右に体を振らない上に止めればその場で制止(厳密には不可能です)する。
このサスペンドタイプは制止させて食わせる事だけが目的ではなく、高速からデッドなリトリーブスピードまで、その泳層を維持する事を可能にする。
様々なフィールド条件において水面下20センチ前(※1)をトレース出来る事がどれ程の効果 をもたらすか、この意味と結果を自分のものに出来るかは貴方次第でもある。
※1 御使用のラインやフックの取り替えにより泳層は異なります。
結果が意味する実力
リリースの何年も前から敢えてその存在を公にしてこなかったリップレスサミング70SP。
満を持してリリースを決定したその後、数名のユーザーの方にご協力いただき実釣テストを行ってもらった。
慣れない使用感に戸惑われた方も確かにおられたが、 中には予想を遙かに超える結果を生み出してくれたユーザも。
対象となるターゲットは当初の予想通り“魚種を選す”と言ったところだが、特に流水域での結果は目を見張るものがあった。
(淀川水系の60UP 釣り人 じゅんさん)
流水の速度に関係なく使用可能であり、特に水深の浅いポイントや緩やかな流れで存在意義を強める。
緩やかな流れでは水の変化に自らの動きを委ねる様に目を奪われる。
勿論止水域での使用も結果 が出ており、ナイトはデッドスローの棒引き、日中はティップでアクションを加えながらのリトリーブやウィードの間をすり抜けさせる事が効果的だ。
常に誰にでも目覚ましい結果を生み出すアイテムではないだろうが、年間を通して様々なフィールドにおける可能性をこのリップレスサミング70SPが持っている事は、これまでの結果からしても疑い様のない事実である。
How to use.
基本的な使用方法は“ただ巻く”になります。
魚の活性によりリトリーブスピードを調節する事が必要です。
特にナイトフィッシングの場合はスロー~デッドスローでのリトリーブが効果的です。
日中、風により水面が波立っているウィードエリアやシャローエリアでの使用にも有効です。
この場合は少し早めにリトーリーブし軽くロッドティップでアクションを加えるなどもお試し下さい。
凪の場合はウィードの間や障害物付近をゆっくりと通すなど試して下さい。
流れの中では水の動きに漂わせる様にドリフトさせたり流れに任せてポイント送り込む事でもターゲットを誘えます。
泳層とスピードの調整能力を生かして様々な条件下でお試し下さい。
対象魚いろいろ